松坂桃李、心操る妖艶なダークヒーローに初挑戦!「不能犯」映画化に主演
2016年10月31日 07:00

[映画.com ニュース] グランドジャンプ(集英社刊)で連載中の人気漫画「不能犯」が実写映画化されることになり、松坂桃李が主演を務めることがわかった。松坂は呪いや洗脳などで対象を殺害する宇相吹正(うそぶきただし)に扮し、善悪を超越したダークヒーロー役に初挑戦する。
原作・宮月新氏、作画・神崎裕也氏による「不能犯」は、経歴不詳の黒スーツの男・宇相吹が欲望や憎悪にまみれた者の依頼を受け、事故などに見せかけて対象を葬る姿を描いたサスペンスエンタテインメント。宇相吹のアウトローな仕事ぶりや、社会の闇を見つめる作風が人気を博している。
妖艶な魅力で人を操る一方で、「本当の正義とは何か」を突きつける宇相吹を演じるのは、日本映画界の未来を担う存在にまで成長した松坂だ。「日本のいちばん長い日」の軍人や、「ピース オブ ケイク」の心優しきゲイ、「劇場版 MOZU」の残虐なテロリストなど、さまざまな役どころに挑んできたが、「僕自身、ヒーローも悪役も演じたことはありますが、その両方の要素を持った宇相吹のようなダークヒーローは初めてなので、未知数なぶんワクワクしています」と期待に胸踊らせている。
原作に対しては、「作画の神崎先生の『ウロボロス 警察ヲ裁クハ我ニアリ』も読んでいて、好きなタッチ、テイストで、もともと気になっていた」と語る。すでに撮影は終了しており、「えぐい描写もありますが、原作の良さを残しつつ、よりスタイリッシュで、かつリアリティを追求し、エンタテインメント性を打ち出した作品になっていると思います」とアピールしている。
メガホンをとるのは、「貞子vs伽椰子」の白石晃士監督。「原作漫画の持つ邪悪で悪魔的な魅力を、実写映画の魔力に置き換えてドス黒く輝かせつつ、実は物語の中心にある希望への信頼を、娯楽映画として結実させようと奮闘しています」と意気込みを明かし、「松坂さんはそれはもう大変な好青年です。しかし、ひとたび宇相吹を演じればその目つきや発語や仕草にゾッとし、何とも底知れない領域を持っている人なのだと感じさせます。きっと松坂さんの演じる宇相吹に魅了され、ウットリする人々が続出することでしょう」と語っている。
また、原作の宮月氏は「実写映画化、とても興奮しています。松坂桃李さんの演じる妖艶な宇相吹正、今から本当に楽しみです!」と話し、作画の神崎は「実写の宇相吹がどんな思い込みを仕掛けてくれるのか、僕も楽しみで、今からザワァッとしてます!」とコメントを寄せている。映画「不能犯」は、2018年に全国公開予定。
関連ニュース






菅野美穂×赤楚衛二「近畿地方のある場所について」実写化に主演 都市伝説、怪談、UMA、オカルト…あらゆる「コワい」を凝縮した予告も
2025年4月9日 06:00
映画.com注目特集をチェック

アマチュア
【最愛の妻がテロリストに殺された――】殺しの経験ゼロ、しかし“最高の頭脳を持つ男”の復讐が始まる
提供:ディズニー

HERE 時を越えて
【何だこのすごい映画は!?】まるで動かない「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 ラストの多幸感よ…
提供:キノフィルムズ

異常者×異常者×異常者…
【イカれた映画を紹介するぜ!】命令無視の異常者チームが無許可で大暴れ! ぶっ刺さる一作!
提供:KADOKAWA

絶対に絶対に絶対に“超ネタバレ厳禁”
【涙腺崩壊、感情がぐちゃぐちゃで大変】早く話したいから、お願いだから、みんな早く観てほしい。
提供:リトルモア

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI