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野村周平&黒島結菜&健太郎、演じる苦労の裏にある「サクラダリセット」の魅力とは

2016年10月21日 05:00

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2017年春に全国公開予定
2017年春に全国公開予定

[映画.com ニュース] 野村周平の主演で、河野裕氏の人気小説シリーズを実写映画化する「サクラダリセット」の撮影現場がこのほど、三重県内の高校で報道陣に公開され、野村をはじめ、共演の黒島結菜、健太郎が取材に応じた。

神様のカルテ」シリーズや「先生と迷い猫」の深川栄洋監督が、河野氏の小説シリーズを2部作で実写映画化。舞台は、住人の半数が特別な能力を持つ街・咲良田(サクラダ)。体験したことは決して忘れない「記憶保持」の能力を持つ高校生・浅井ケイと、世界を最大3日分巻き戻す「リセット」能力を持つ女子高生・春埼美空は、互いの能力を組み合わせることで世界を3日間やり直すことができる。2人が、さまざまな能力者とめぐり合うなかで、2年前にリセットの影響を受けて死んでしまった同級生・相麻菫を救おうと奔走する姿を描く。

この日は、ケイ(野村)と春埼(黒島)が語り合う場面や物語の最重要シーンの撮影が、強い日差しが照りつける校舎屋上で行われた。カットがかかった瞬間、野村が「今、格好つけたのばれた?(笑)」と黒島に言葉をかけ、ほほ笑み合うなど、仲睦まじい様子。主要キャストのなかで最年長の野村がムードメーカーになっているそうで「盛り上げてくれて、打ち解けやすくなりました」(黒島)、「良い意味で自由。小学3年生なのかなというくらい(笑)。楽しい方なので、助かっています」(健太郎)と和気あいあいとした雰囲気だ。

登場人物それぞれが異なる能力を持ち、時間を何度もさかのぼるため、キャストは脚本を理解するのに時間を要したという。「(時間を)戻ったり、能力を使って写真の中に入ったりするので『今どこにいるの?』みたいな感じになってきて。1回目に読んだ時は内容が難しいなと思った。そういうところも含めて面白い!」(野村)、「私も1回読んだだけでは分からないと思った。監督に聞いて1つ1つ分からないところをなくしていった。だから何回でも見られるような作品になるんじゃないかな」(黒島)と声をそろえる。さらに健太郎は、台本内に各キャラクターの能力を説明するページが設けられていることを明かし「そこと照らし合わせながら何回も読んでみました。だんだんわかってくると面白さがぐんと増します」と魅力を説明した。

9月17日のクランクインから、約1カ月が経過。黒島は、「クランクイン前に決めていたのが“伝える”ということ。私の役は感情の波があまりない役。そのなかで変化をつけなければいけないので、仕草や目線といった、小さなニュアンスが大事。お芝居をしている相手にもそうだし、見ているお客さんにも伝えられるようにしたい。伝えることを軸にする、原点に戻ることを決めてやっています」と真っ直ぐな眼差(まなざ)しで語る。一方の健太郎は「(演じる)智樹は、周りに比べて明るいタイプの人間。みんなは、それぞれにバックボーンがあり暗いので(笑)。その差を表現していきたい」とニッコリ。そして、主演として現場を引っ張る野村は「恋愛も入っているが、メインは不思議な能力を持った人間たちのお話なので、そこをあやふやにしたくない。時間が飛んだりするので、見ている人たちを良い意味で混乱させるような作品にしたい」と本作にかける思いを明かした。

「サクラダリセット 前篇/後篇」は、2017年春に全国公開予定。クランクアップは今年11月を予定している。

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