レイフ・ファインズ、ストーンズで踊り狂う!「胸騒ぎのシチリア」本編映像公開
2016年10月12日 08:00

[映画.com ニュース] オスカー女優ティルダ・スウィントン主演作「胸騒ぎのシチリア」に出演するレイフ・ファインズが、ダンスを披露している本編映像がお披露目された。ローリング・ストーンズの楽曲「エモーショナル・レスキュー」に合わせて踊り狂うファインズが収められている。
映画は、仏映画「太陽が知っている」(1968)を、「ミラノ、愛に生きる」(2011)のルカ・グァダニーノ監督とスウィントンの再タッグでリメイクしたもの。痛めた声帯と心を癒すため、年下の恋人ポールとシチリアで優雅な時間を過ごしていた人気ロック歌手のマリアン(スウィントン)の元に、音楽プロデューサーで元恋人のハリー(ファインズ)が、娘ペンを連れて現れる。マリアンとの復縁を狙うハリーと、ポールへの好奇心を募らせていくペン。マリアンの焦りが最高潮に達したとき、思いもよらない事件が起こる。

公開されたのは、別れた女性への未練を綴った曲を陽気に歌う姿から、マリアンへの気持ちが見え隠れするシーンだ。ファインズは、「明確に振り付けられたものではなくて、心と身体を解放して踊ってみたんだ。太陽が照りつける家の屋上でストーンズを大音量で流しながらダンスをしたいとみんな思うんじゃないかな(笑)」と、大満足の様子でコメント。スウィントンは、「レイフは、別のシーンのセッティングをしている時ずっと脇で踊りの練習をしていたの。キャストやスタッフは皆大喜び! 格好良いわけではないのに目が離せない、ダサ可愛いダンスよね(笑)」と、撮影現場で大うけしていたことを明かしている。
「胸騒ぎのシチリア」は、11月19日から東京・新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国で公開。
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