J・アイゼンバーグ、I・ユペールらが織り成す人間ドラマ「母の残像」予告編公開
2016年10月4日 17:00

ラース・フォン・トリアーの甥ヨアキム・トリアー監督作
(C)MOTLYS - MEMENTO FILMS PRODUCTION - NIMBUS FILMS - ARTE FRANCE CINEMA 2015 All Rights Reserved
[拡大画像]
[映画.com ニュース] デンマークの鬼才ラース・フォン・トリアーをおじに持つ、ノルウェーの新鋭ヨアキム・トリアー監督の「母の残像」予告編が完成し、ジェシー・アイゼンバーグ、ガブリエル・バーン、イザベル・ユペール、デビッド・ストラザーンら国際的なキャストが織り成す人間ドラマの一部が明らかになった。
トリアー監督にとって長編デビュー作「リプライズ」(2006)、「オスロ、8月31日」(11)に次ぐ長編3作目で、初の英語作品。みずみずしい感受性と詩的な映像美で、謎の死を遂げた女性戦争写真家をめぐる家族の物語を描いた。2015年・第68回カンヌ国際映画祭でコンペティション部門に出品され、16年にはノルウェーのアカデミー賞にあたるアマンダ賞で監督賞、脚本賞、撮影賞、編集賞を受賞した。
著名な戦争写真家であった母イザベル(ユペール)の突然の死から3年、長男のジョナ(アイゼンバーグ)は母の回顧展開催のため、父ジーン(バーン)と引きこもりがちな弟コンラッド(デビン・ドルイド)が暮らす実家に戻ってくる。予告編では、イザベルの写真家としての顔、妻としての顔、母としての顔が映し出されるとともに、残された家族の記憶と思いが交錯する。イザベルの知られざる一面や秘密を知るにつれ、絆を取り戻していく家族の姿が、謎めいた死の真相とともにつづられていく。
「母の残像」は、11月26日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開。
関連ニュース
- 【動画】「母の残像」予告編
- ラース・フォン・トリアーの甥が手がけたカンヌ出品作「母の残像」公開決定 (2016年9月14日)
- ジェシー・アイゼンバーグ「グランド・イリュージョン」アトラス役は唯一無二! (2016年9月2日)
- 10年ぶりの来日、イザベル・ユペールが語る作品選びの条件 (2016年9月2日)
- イザベル・ユペール、深田晃司監督「淵に立つ」を「豊かで哲学的な作品」と賞賛 (2016年6月26日)
- 北欧ホラー「テルマ」冒頭映像公開!娘に銃を向ける父の真意とは… (2018年10月19日)
- 人によって解釈が違う…「テルマ」監督「観客それぞれを反映する鏡になれば」 (2018年10月26日)
- 「ローズマリー」「サイコ」…「へレディタリー」監督が名作ホラーとの類似点語る (2018年11月28日)
関連DVD・ブルーレイ情報
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |

ニュースメール
前日に配信された全てのニュースヘッドラインを、一日一回メールでお知らせします。
Google FeedBurnerのサービスを利用しています。配信停止はメール最下部の「unsubscribe now」から行ってください。