マーゴット・ロビー、ハーレイ・クインの役作りに“ポッタリアン精神”を注入!世界的ブームに感無量
2016年9月9日 12:00

[映画.com ニュース] 「ウルフ・オブ・ウォールストリート」「ターザン:REBORN」のマーゴット・ロビーが、DCコミックスの人気キャラクター、ハーレイ・クインを演じた出演作「スーサイド・スクワッド」を引っさげて来日し、映画.comのインタビューに答えた。
バットマンの宿敵ジョーカー(ジャレッド・レト)の恋人ハーレイ・クインや、百発百中の狙撃手デッドショット(ウィル・スミス)ら、バットマンたちによって投獄された凶悪犯罪者たちが、減刑と引き換えに政府公認の特殊部隊“スーサイド・スクワッド”を結成し、命の保障のない危険なミッションに挑むさまを描く。全米では3週連続で週末興行収入ランキング1位を飾り、世界興行収入は6億4000万ドルを突破するなどヒット街道をばく進中だ。
8月25日に行われたジャパンプレミアにはハーレイ・クインやジョーカーのコスプレで参加する熱狂的ファンも多く見られるなど、世界的なブームとなっている。ロビーは「キャスティングされたときは共演メンバーもまったく決まっていなかったし、脚本もなかったの。こんなことになるとは思っていなかったわ。すっごくエキサイティング!」と興奮を隠さない。
ハーレイ・クインを主要キャラクターに据えたスピンオフ企画も進行しており、ロビー=ハーレイ・クインが世界中のファンに受け入れられた証といえるが、演じるに当たってはとにかく「ファンのみんなの気持ちに見合う」ことを心がけたという。「ファンのみんなが、ハーレイのどういう部分が好きかをしっかり押さえないといけない。だから、役が決まって最初にネットのファンフォーラムに参加したの」というから、そのこだわりは筋金入りだ。
なぜ、そこまでファンの気持ちに寄り添えるのか。「私は『ハリー・ポッター』が大好きで、映画化されると聞いたときに、自分がこれだけ大好きなキャラクターをしっかり演じてほしい、映画化してほしいという思いがいちファンとしてあったのよ。監督やキャストは、見事に私たちファンの気持ちに見合うだけの作品を作ってくれたと思う。ハーレイを演じるに当たって、同じことをしなくてはいけないと思ったの」と“ポッタリアン”としての経験を交えて振り返る。
役者である前に1人のファン。作品を大切に思う気持ちに共感するがゆえに、ファンと真摯に向き合い、役作りへの糧とした。ロビーは「調べてみて、ハーレイの何があっても変わらないユーモア、クレイジーさ、ジョーカーに対する献身的な愛をみんなが支持しているとわかったの。最初は、なんでジョーカーみたいな男をこんなに好きなんだろう、と理解するのに苦労したのだけれど、あるとき『だからこそ彼女は人間的なんだ!』とはっと気づいたのよ。(ジョーカーへの愛が)彼女の弱みだからこそ共感を生み、みんなに愛されているんだ、とね」とほほ笑む。「完全なキャラクターよりも、欠陥があるほうが応援したくなるものでしょ? 結果的に、私自身も演じてみてそこがハーレイの1番好きなところになったの。ジョーカーはハーレイにとっての“クリプトナイト”(スーパーマンの弱点である鉱物)でもあるのね」と小粋な言い回しでDCファンぶりをのぞかせる。
だからこそ、サンディエゴ・コミコン・インターナショナルでの歓迎ぶりには目を奪われたという。「コミコンに参加したとき、女性だけじゃなくてひげづらの男の人もハーレイの格好をしていて、それが何よりも私を幸せにしてくれた。すごく励まされたわ。自分が演じたキャラクターが、性別関わらずコスプレしたいと愛着を持ってもらえる。男性も小さな女の子も同じようにハーレイの格好をしていると『やるわね!』ってすごくうれしい」と感慨深げに語った。
「スーサイド・スクワッド」は、9月10日から全国公開。
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