小芝風花が主演!奈良・葛城地域が舞台の映画「天使のいる図書館」
2016年8月28日 08:00
[映画.com ニュース] 若手女優の小芝風花が、奈良県葛城地域にある実在の図書館を舞台にした映画「天使のいる図書館」に主演することがわかった。
「桜ノ雨」「リュウグウノツカイ」のウエダアツシ監督がメガホンをとり、「百瀬、こっちを向いて。」の狗飼恭子が脚本を手がける本作は、新人司書のさくらが、図書館に来た老婦人の“ある願い”を叶えることで地域の歴史や文化を理解し、成長していく姿を描く。
2012年にドラマ「息もできない夏」で女優デビューを果たした小芝は、主演映画「魔女の宅急便」(14)で第57回ブルーリボン賞の新人賞を獲得。15年にはNHK連続テレビ小説「あさが来た」で、主人公あさの長女・千代役を熱演し注目を集めた。
話題作への出演が続く小芝。本作では新人司書・さくら役に挑戦するに際し、「さくらが少しずつ変わっていく様子を丁寧に演じたいです」と意気込み、「クランクイン前には実際に色々な図書館に行ってみたいです」と役作りに燃えている。また本作は、葛城地域観光協議会が4月に発足した「葛城地域観光振興シネマプロジェクト」の一環で、全編を同所で撮影することが予定されているため「映画を通して葛城地域の素晴らしいところを知っていただき、実際に奈良県まで足を運んでいただけたら嬉しいです」と、映画による地域貢献にも期待を寄せている。
「天使のいる図書館」は2017年春に公開予定。