“世界で最も美しい顔”女優が「ババくさい」呼ばわり?「世界一キライなあなたに」本編映像公開
2016年8月25日 17:00

[映画.com ニュース]人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のエミリア・クラークと、「ハンガー・ゲーム」シリーズのサム・クラフリンが共演するラブストーリー「世界一キライなあなたに」の本編映像が、公開された。
ラブストーリーの名手として知られる英作家ジョジョ・モイーズが2012年に発表し、世界40カ国以上で翻訳され、850万部超のベストセラーとなった恋愛小説「ミー・ビフォア・ユー 君と選んだ明日」を映画化。舞台はイギリスの田舎町。カフェ店員のルイーザ・クラーク(クラーク)は、職場の閉店により失業し、新たな仕事としてバイク事故で首から下が動かせなくなり、車椅子生活を送る元実業家のウィル・トレイナー(クラフリン)の介護を始める。ルイーザは心を閉ざしたウィルに献身的に振る舞い、やがて心を通わせていくが、ウィルのある秘密を知ってしまう。
このほど公開されたのは、ほとんど会話のなかった両者が初めて本音をぶつけ合うシーン。事故によって別れた元恋人が親友と結婚すると知り失意のどん底に陥ったウィルは、ベッド脇に飾ってあった元恋人の写真立てをわざと落とす。その後、ルイーザは写真立てを修理し「新品を買うなら一緒に街へ……」と持ちかけるが、怒りの収まらないウィルは「ババくさい服着てお茶でも入れてろ」と八つ当たり。辛らつな言葉を受けたルイーザだが、ひるむどころか正々堂々と言い返してウィルをやり込める。ルイーザのキャラクターが印象的に描かれていると共に、「お金が必要」という切実な思いに、ウィルが初めて心を動かされるさまを切り取っている。
12年には米映画サイト「TC Candler」が選ぶ「世界で最も美しい顔100」の第1位に選ばれたクラークが芯の強い女性をはつらつと演じているほか、「あと1センチの恋」でも魅力を振りまいたクラフリンが、事故の後遺症に苦しみ、周囲と溶け込めないウィルの複雑な心持ちを繊細に演じている。
「世界一キライなあなたに」は、本作で長編映画デビューとなるイギリスの舞台演出家テア・シャロックがメガホン。原作者のモイーズが脚本も担当した。10月1日から全国公開。
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