松嶋菜々子、菅野美穂を陥れる“最凶の隣人”に!
2016年8月21日 08:00
[映画.com ニュース]女優の松嶋菜々子が、菅野美穂が約4年ぶりに連続テレビドラマ主演を果たすTBS系「砂の塔 知りすぎた隣人」に出演していることがわかった。松嶋は、あこがれのタワーマンションに引っ越してきた平凡な主婦・高野亜紀(菅野)を陥れる“最凶の隣人”佐々木弓子役に扮する。
「夜行観覧車」などの塚原あゆ子が演出、「アリスの棘」で手腕を見せた新鋭・池田奈津子が脚本を手がけた完全オリジナルドラマ。タワーマンションに住む主婦たちのプライド、虚栄心、嫉妬など、胸の内に潜む黒い感情と、突如発生した連続誘拐事件の謎を描いた。
松嶋演じる弓子は、自宅でフラワーアレンジメント教室を開き、主婦グループに馴染めない亜紀に手を差し伸べるという役どころ。亜紀は誰にでも優しい弓子に魅了され、頼り切るようになるが、弓子は狡猾な裏の顔を持っていた。マンション住人たちの虚栄心と排他的な生態を逆手に取り、弓子は亜紀を孤立させ追い詰めていく。時を同じくして、子どもばかりを狙う連続誘拐事件がぼっ発。現場には一輪の花が残されており、亜紀を監視する隣人と、犯人像の共通点が浮かび上がる。
美しく不気味な隣人役でサスペンスに挑戦する松嶋は、「サスペンスにおける怪しさは映像でのみせ方だと思うので、塚原監督に委ねながら一緒に作り上げていきたいと思います」とコメントを寄せる。菅野との共演に対しては、「16年前に、TBSのドラマで少しだけお会いしたことがあるのですが、今回は、しっかりと対峙する役どころなので今からご一緒できるのを楽しみにしています」と期待している。
「砂の塔 知りすぎた隣人」は、10月からTBS系で毎週金曜放送。