マット・ボーマー主演ドラマ「ラスト・タイクーン」がシリーズ化
2016年8月5日 12:00
[映画.com ニュース] F・スコット・フィッツジェラルド著「ラスト・タイクーン」のドラマ版に、アマゾン・スタジオがシリーズ化のゴーサインを出した。
「ラスト・タイクーン」はフィッツジェラルドの未完の遺作で、ハリウッド黄金期に名を馳せた実在の大物プロデューサー、アービング・タルバーグをモデルにした主人公モンロー・スターの栄光と挫折を綴っている。ドラマ「ホワイトカラー」「アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル」の俳優マット・ボーマー主演で先ごろパイロット版が制作され、「ハンガー・ゲーム」「キャプテン・フィリップス」のビリー・レイが脚色、監督を手がけた。
米Deadlineによれば、「ラスト・タイクーン」シリーズ化にあたり、ボーマーのほか、ケルシー・グラマー、リリー・コリンズ、ローズマリー・デウィットが共演。モンロー・スター(ボーマー)と、父親的存在である映画スタジオ経営者パット・ブレディ(グラマー)の対立を中心に、1930年代のハリウッドにおけるセックスと野望、バイオレンスを描く。
ちなみに、「ラスト・タイクーン」は76年にエリア・カザン監督、ハロルド・ピンター脚本で映画化されており、ロバート・デ・ニーロがスター役を、ロバート・ミッチャムがブレディ役を演じた。
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