広瀬すず、山崎賢人を褒め殺し「スーパースペシャル無敵系人類だ!」
2016年8月3日 20:30

[映画.com ニュース] 広瀬すずと山崎賢人の主演で新川直司氏の人気漫画を実写映画化する「四月は君の嘘」の完成披露試写会が8月3日、東京・イイノホールで行われ、広瀬と山崎をはじめ、共演の石井杏奈、中川大志、新城毅彦監督が出席した。
第37回講談社漫画賞を受賞した原作漫画は、累計発行部数500万部を超え、2014年にはフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」でアニメ化もされた人気作。母の死をきっかけにピアノがひけてなくなってしまった天才ピアニスト・有馬公生(山崎)と天真爛漫なバイオリニストの宮園かをり(広瀬)が出会い、共鳴していく姿を描く。
劇中で、かをりが公生に放つ名セリフ「君を私の伴奏者に任命します」とかけて、「山崎さんを何かに任命するなら?」と問われると、広瀬は「山崎賢人くんを、スーパースペシャル無敵系人類に任命します!」とドヤ顔で指差す。その意味が分からず戸惑う山崎に対し、広瀬が「スーパースペシャル、素敵キラキラ、さわやか王子でしょ? 現場にいても一番ムードメーカーでお芝居も支えていただいたし、面白いし、さわやかだし、優しいし、母性本能くすぐるし無敵だなって。あんまりいないだろうって」と説明すると、会場も割れんばかりの拍手で賛同。山崎は「スーパースペシャル……なんだっけ? その星から来たのかもしれないです。頑張って生きていこうと思います(笑)」と照れ隠しでおどけていた。
天才音楽家という難役に挑んだ広瀬と山崎。そのため毎日平均2時間、長い時には4時間という楽器練習を続けたが、役づくりの姿勢は異なるものだったという。新城監督は「すずちゃんは完璧主義。いくらやっても納得しない。練習を4時間やると腕が上がらなくなるが、マッサージを受けて続けていた。だからって賢人が頑張っていないわけじゃないんだけど(笑)。賢人は楽しむタイプ。楽しく、嬉しくなるタイプ」と対照的な2人の姿を明かした。
さらに新城監督は、広瀬の芝居への姿勢も「必ずチェックする。周りがOKしても『もう1回やりたい』っていうから大変。でもその分、芝居に臨場感やリアリティがある」と称賛。そのうえで、役との共通点を「芯が強く負けず嫌い。すごくがんばっちゃう。ぐいぐい引っ張ってくれるところが似てるかな」とニッコリ。広瀬は「時間がないのに何度もすみません」と照れ笑いを浮かべていた。
「四月は君の嘘」は9月10日から全国公開。
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