オダギリジョー、主演作・初日舞台挨拶の不在をフライング謝罪「今日をもって消える」
2016年7月28日 21:30

[映画.com ニュース] オダギリジョー主演作「オーバー・フェンス」の東京プレミア上映会が7月28日、東京・テアトル新宿で行われ、オダギリをはじめ、共演の蒼井優、松田翔太、北村有起哉、満島真之介、松澤匠、鈴木常吉、山下敦弘監督が出席した。
集まったファンへの言葉を求められたオダギリは、「サプライズが僕からあるんですけど……。9月17日の初日に諸事情で僕がいないんです」と発表。客席から笑いと驚きの声があがるなか、「主演の作品で初日舞台挨拶に欠席しちゃうっていう。世の中そんなことが許されるのかって思うんですけど。公開日のスケジュールが最初からだめだった。なので今日をもって、この場から消えることになるんですけれども(笑)」と続け、「9月17日の次の日あたりに、各ニュースで主演がいないみたいなことを書かれちゃうかもしれないですけど、海外に行っちゃってるんでどうしようもなくて。すみません!」と謝罪した。
その一方で、本作の第21回釜山国際映画祭「ア・ウインドウ・オブ・アジアン・シネマ」部門への出品が決定したことも発表された。「実は知っていました」(蒼井)、「さっき(蒼井が)『翔太くんも行こうよ』とか言ってた」(松田)とキャスト陣は薄いリアクションだったが、客席は盛大な拍手で祝福した。
本作は、芥川賞候補に5度名を連ねながら、1990年10月に41歳で自殺した作家・佐藤泰志さんの同名小説が原作。佐藤さん自身が小説家としての人生を諦めかけ、職業訓練学校で過ごしていた時期をモチーフにしており、苦悩を抱える孤独な男女が共に生きていこうとする姿を描き出す。
撮影時の思い出を問われた松田は、オダギリと蒼井に視線を移し「2人が人見知りなので、全然しゃべってくれないし、弁当の時も違うところに行っちゃうし(笑)。でもここは俺が行かなきゃと思って、勇気を振り絞って『弁当一緒に食いませんか?』みたいな」とぼやき節。これに対しオダギリは、「そんなようなことはあったかもね(笑)」とマイペースに応じ、会場を笑わせた。
「オーバー・フェンス」は9月17日から全国公開。
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