柳楽優弥×真利子哲也監督「ディストラクション・ベイビーズ」がロカルノ映画祭に出品!
2016年7月15日 17:00

[映画.com ニュース] 柳楽優弥が主演した真利子哲也監督作「ディストラクション・ベイビーズ」(公開中)が、第69回ロカルノ映画祭の新進監督コンペティション部門に正式招待されることがわかった。真利子監督にとって、同映画祭は中編作品「NINIFUNI」(2011)以来2度目の出品となる。
「イエローキッド」などで世界的注目を集めた真利子監督の商業デビュー作。柳楽のほか菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎、池松壮亮ら若手実力派が結集し、愛媛県松山市でケンカに明け暮れる芦原泰良(柳楽)が狂気に目覚めていくさまを描いた。
スイス・ロカルノで開催される同映画祭は、世界中から観客約16万人、ジャーナリスト・映画関係者約4000人が集う。真利子監督は「ロカルノ国際映画祭に選出されたことは自分にとって大きな出来事で、改めてこの映画を作ってよかった」と明かし、「海外でどのように見られるのか、今からとても楽しみです」と期待を込めた。
同映画祭プログラムディレクターのマーク・ペランソン氏は、「『ディストラクション・ベイビーズ』という衝撃作を、そして再び真利子哲也監督をロカルノ国際映画祭へ迎えられることに、我々は非常に興奮している」とコメントを寄せる。そして「主演の柳楽優弥さんの素晴らしい演技を筆頭に、本作は確固たる姿勢で日本社会の問題に真正面から向き合った唯一無二の映画だ」と評し、「日本でもっとも重要な映画作家のひとりとしての地位を確立させるその演出に、我々は大変感銘を受けた」と激賞している。
第69回ロカルノ映画祭は、8月3~13日(現地時間)に開催。
(C)2016「ディストラクション・ベイビーズ」製作委員会
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー