マット・デイモン、ジェイソン・ボーン役を卒業することに抵抗なし
2016年7月14日 12:00

[映画.com ニュース] 人気シリーズ最新作「ジェイソン・ボーン」で主人公を演じるマット・デイモンが、ジェイソン・ボーン役を若手俳優に譲る用意があることを明らかにした。ハリウッド・レポーター誌が報じている。
ジェイソン・ボーンは、ロバート・ラドラムが生み出した記憶喪失の暗殺者。デイモンは、「ボーン・アイデンティティー」「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」、そして最新作「ジェイソン・ボーン」で主人公を演じている。
同シリーズはリアリティたっぷりの激しいアクションで知られるため、9年ぶりの新作に臨んだデイモンは「29歳のときに比べたら、45歳となった今のほうが難しい」と告白。そのうえで、「自分もいつか若いジェイソン・ボーンに交代させられるだろう。どの役者にも起きることだ。最近はこういう映画がリブートされるからね。ぜんぜん構わないよ」と若手にバトンタッチする気持ちがあることを明かした。
デイモンは、シリーズ第4弾「ジェイソン・ボーン」出演に際し、「ボーン・スプレマシー」と「ボーン・アルティメイタム」を手掛けたポール・グリーングラス監督の続投を条件にしたことで知られている。「僕が自分の意見を通そうとするのは、自分が関わる作品に対してだけだよ」。
「ジェイソン・ボーン」は、10月7日に公開。
関連ニュース





