奈良・葛城地域でオールロケ!実在の図書館舞台に映画製作決定
2016年7月2日 12:00
[映画.com ニュース] 奈良県葛城地域にある実在の図書館を舞台にしたヒューマンドラマ「天使のいる図書館」(仮題)の製作が決定した。「リュウグウノツカイ」「桜ノ雨」などを手掛けた同県出身の新鋭ウエダアツシ監督がメガホンをとり、脚本は、同じく奈良出身で「ストロベリーショートケイクス」「百瀬、こっちを向いて。」などで知られる狗飼恭子氏が担当する。
映画は、図書館の女性新人司書の成長物語。主人公の図書司書が、図書館を訪れた老婦人のある願いをかなえることで、地域の歴史や文化を理解し、そこで出会う様々な人々との交流していくさまを描く。葛城地域観光協議会が地元の魅力を映画で伝えるために発足した「葛城地域観光振興シネマプロジェクト」の一環として製作される。
キャストは近日中に発表され、クランクインは今秋を予定。撮影はすべて葛城地域で行われ、来年初春の公開を目指す。