天使のいる図書館
劇場公開日:2017年2月18日
解説
美しい自然に囲まれた奈良県の葛城エリアを舞台に、図書館で働く女性が地元住民たちとの交流を通して成長していく姿を、「魔女の宅急便」「あさが来た」の小芝風花主演で描いたハートフルドラマ。葛城地域の図書館に、大学を卒業したばかりの新人女性司書が赴任してくる。初めての職場や慣れない環境に戸惑うばかりの彼女だったが、ある老婦人の探しものを手伝うために葛城地域を巡るようになり、地域の歴史や文化を再発見していく。さらに、おおらかで純朴な地元の人々との出会いを通して様々なことに気づき、人間的に成長していく。「リュウグウノツカイ」で注目された奈良出身の新鋭ウエダアツシ監督がメガホンをとり、「天国の本屋 恋火」の狗飼恭子が脚本を担当。
2017年製作/108分/G/日本
配給:ユナイテッドエンタテインメント
スタッフ・キャスト
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2021年5月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
舞台となった地域が実家の近所とあって。
随分遠くなってしまった奈良だけれど、見たことある風景が当たり前に登場。
身贔屓で星4つ。
葛城、よく頑張った
さくらのキャラが独特すぎる。ズレズレのズレ子ちゃんもここまで来たら病気である。どうやって就職できたのか、ここまで青春時代をどう過ごしてきたのか謎に満ちている。がしかしお話である。
しかし老婦人との出会いから、なかなかストーリーは劇的展開に。
なかなか面白かったです。
なんか忘れたけど森本レオがなんか性的スキャンダルあったよね。森本レオの見方があれから変わってしまい。なかなかイメージって俳優には命とりである。悪役なら、逆に泊がついちゃうかもだけど。
2021年1月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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映画「天使のいる図書館」(ウエダアツシ監督)から。
本好きの私は、どうしても図書館ネタの本に弱い。
だから、監督はこの作品で何を伝えたかったのだろう、
そんなことよりも、図書館サービスなどが気になってしまう。
今回は、レファレンス・サービス。
「あの~、泣ける本が読みたいんですけど・・」と言われ、
「1番泣ける確率の高い本です」と言い、
「残虐・拷問・処刑 西洋拷問器具辞典」を探すのはギャグだけど、
やはり、図書館司書の醍醐味は、レファレンス。
主任らしき司書さんが、何度となくアドバイスをする。
「相手が何を求めているのか、それをわかってあげるのが
レファレンス・サービスだと思うよ、私はね」
「どんな方がどんな気持ちで読むのか、
それに寄り添えば、その方に合う方がわかる気がするんです。
私たちの1番の喜びは、利用者の方と本をつなげることですから」
「レファレンスをするときには、
その一冊が利用者の人生を変えるかもしれないということを
きちんと考えて、本を選んでください」・・
うんうん、いいこと言うなぁ・・とメモが増えた。
ただ選んだのは「出張レファレンス・サービス」
高齢者が増え、町の中央図書館にも足が運べなくなった時は、
また近くの公園まで車で運ぶ「移動図書車」復活かな・・と
漠然と考えていたから「出張」は新鮮だった。
これって、どこか実施している図書館あるのかなぁ、気になる。
2021年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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天使とはてっきり小芝風花ちゃんのことかと思って観たらロボット口調で屁理屈ばかりの変なキャラでした。上品で優しい香川京子さんに感化されてそのキャラが多少ましになるのだろうとすぐに察しがついたのですが半分当たり位、ホレストガンプのワンシーンのように羽が天井から舞い落ちてきて天使は本物が図書館の天井に居たのだとわかりました。
子供向けかと思えば「恋愛とは性欲を美しく言い換えただけ」と過激なセリフ、文科省選定なのに良いのでしょうか、お役所もずいぶん丸くなったものです。もともと葛城観光振興シネマプロジェクト”によって製作された作品で、奈良に実在する図書館を舞台に頭でっかちな新米司書が人間的成長というかフィクションの効用に目覚めていくお話。観光名所と言うより神社めぐりの様相は土地柄でしょう。
サイドストーリーの国語の先生と教え子の道ならぬ恋物語は淡い思い出だけで止めておき再会シーンは不要、天国で逢っているでしょうの方がロマンティックだし観客の想像に委ねるべきでしょう、そもそも本の良さを礼賛するなら事細かに具現化するのは野暮と言うもの。特に森本レオさんは優しそうな仮面の裏にセクハラ・スキャンダルがある人なので興醒めでした。
まあ、べたな少女の成長物語では今の子には受け入れがたいと思ったのか妙なひねりを加えて喜劇仕立てにしています、つくり過ぎのような気もしますが風花ちゃんの天然ぽいキャラとまじっていい味出していました。