武田梨奈「海すずめ」撮影中にみかん300個完食!宇和島の食を堪能
2016年7月2日 14:45
[映画.com ニュース] 武田梨奈が主演した、愛媛・宇和島が舞台の映画「海すずめ」が7月2日、全国21館で封切られた。武田をはじめ共演の小林豊(BOYS AND MEN)、内藤剛志、岡田奈々、目黒祐樹、吉行和子、大森研一監督は、東京・有楽町スバル座で舞台挨拶を行い、撮影中に堪能したという宇和島の食の話題で盛り上がった。
映画は、地元に出戻ったスランプの小説家・赤松雀が、図書を自転車で運ぶ図書館自転車課で働き始め、同課の廃止阻止のために奔走する姿を描く。撮影中、オフの日には武田、小林ら自転車課のメンバーを演じたキャストで食べ歩きをしたそうで、武田は「ひたすら食べて、食レポごっこをしていた(笑)」と報告。小林が、「(撮影中に)3キロ太った」と告白すると、内藤も「宇和島も重要な登場人物。美味しいものばかりで、当然太るよね」と強く同調していた。
毎日大量のみかんとおにぎりが用意されるなど現場は食が充実していたそうで、武田は「常に何百個も愛媛みかんがあった。1日15個くらい食べて、全部で200、300はいっている」と告白。食欲おう盛な武田を見ていたという吉行が、「こんなに食べていてセリフが言えるのか」と思っていたと明かすと、登壇者全員が大爆笑だった。
終始、仲の良さをうかがわせたキャスト陣。舞台挨拶終盤には、武田が「実は、撮影中に大きなハプニングもあり、映画が撮れないかもと思った瞬間もありました。その時に内藤さんが『こういう時だからこそ、みんなで団結するべきだ』って言ってくださった。この映画で言っている通り、諦めなければきっとチャンスは訪れる。それで、この映画は完成しました。大好きな出演者の皆さん、スタッフの皆さん、そして足を運んでくださった皆さんのおかげで完成しました」と感謝を述べた。