滝沢秀明、映画初主演!清水崇監督のオリジナルホラーで有岡大貴&門脇麦とタッグ
2016年7月1日 05:00
[映画.com ニュース] 滝沢秀明が、「呪怨」シリーズで知られるホラー映画の旗手・清水崇監督のオリジナル作品「こどもつかい」で、映画初主演を果たすことがわかった。滝沢の映画出演は、「川の流れのように」以来17年ぶり。2017年公開の今作には、「Hey! Say! JUMP」の有岡大貴、女優の門脇麦が出演することも明らかになった。
数多くのドラマに出演しているほか、舞台「滝沢歌舞伎」では主演のみならず演出も手がけ、海外公演も成功させている滝沢が、満を持して映画主演を飾る。滝沢は今作で、子どもの霊を操り大人に呪いをかける謎の男「こどもつかい」に扮する。子どもの前に突然現れ、巧みに心に取り入り、連れ去ってしまう「こどもつかい」。やがて帰ってきた子どもに遭遇した大人は、3日後に謎の死を遂げる。滝沢は、衣装や特殊メイク、動きやセリフの言い回しにもこだわりながら、清水監督と恐怖のキャラクターを作り上げ、撮影に挑む。
ホラー映画にも初挑戦となり「今からどう演じるか楽しみでいっぱいです」と期待に胸をふくらませた様子の滝沢は、「怖いだけではなく笑いもあったり、人間の成長物語だったりと沢山のテーマがあり、今までにない作品になりそうです。完全オリジナル、新ジャンルのホラー映画を皆様にお届け出来るよう撮影に挑みたいと思います」と語る。清水監督も「これまで幾つものホラー映画を作ってきましたが、今回は滝沢さんと共にかなり狂ったホラーキャラクターを生み落します。これまでの邦画になかった、そして見た事もないタッキーの役どころにご期待ください」と自信をのぞかせている。
「Hey! Say! JUMP」の有岡は、次々と起こる不審死事件の謎を追う新聞記者の江崎駿也に息吹を注ぐ。恐怖の連鎖を止めるべく、「こどもつかい」の闇に果敢に立ち向かっていくという役どころで、「江崎駿也という役を自分のものにできたら」と意気込む。そして、主演作「二重生活」をはじめ数々の話題作に出演し、多彩な役を演じわける若手演技派女優として注目される門脇は、駿也の恋人で「こどもつかい」に翻弄される原田尚美を演じる。怖いものが苦手と自認する門脇だが、「初めての清水組! 初めての本格的なホラー作品! 初めて尽くしで胸躍るときめきがその不安を軽々越えています! ホラー初心者な私ですが気持ちを新たに頑張ります」と話している。