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西田敏行が世渡り上手で陽気なクマに!「ジャングル・ブック」吹き替えで歌声披露

2016年6月27日 04:00

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西田敏行が陽気なクマ、モーグリの声を担当
西田敏行が陽気なクマ、モーグリの声を担当
(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

[映画.com ニュース]俳優の西田敏行が、ウォルト・ディズニーの「ジャングル・ブック」で初めて実写映画の日本語吹き替えに挑戦していることがわかった。主人公の少年モーグリの1番の友人で陽気なクマのバルーの声を担当し、劇中で歌声も披露する。

西田は、バルーを「掟が厳しいジャングルのなかでも割と自由に、ときどきはみ出しながらもゆるーく守り生きている世渡り上手で憎めないクマ」「モーグリにとって、一緒に肩を組んで歌でも歌いながら仲良く歩いてくれるいい友だち」と分析。さらに「バルーはもう、ほとんど俺ですね」「バルーを演じるということは、西田敏行を演じればいいんだ、という楽な気持ちでやりました!」とキャラクターと自らを重ね、仕上がりに自信をのぞかせている。

歌が大好きなバルーの歌唱シーンについては「ともかく何度も何度もくりかえして(劇中歌を)聞きました」と苦労を吐露。それでも「川の中を浮いてちゃんとモーグリをお腹に乗っけて歌うんだけど、よく沈まないなあ、なんてちょっと思ったりなんかして(笑)」と、楽しんで収録したようだ。

また、今作がモーグリ以外はすべてCGで製作されている点に触れ「今回初めて『CGってすごいじゃん!』と思いました」と驚きを隠さない。西田はこれまで実写映画でCGを多用することを好まなかったというが、「びっくりしました」とその完成度の高さに感心し、相手が見えない状況で演技を成立させたモーグリ役の子役ニール・セディくんを「凄い才能だと思います」と絶賛している。

ジャングル・ブック」は、ルドヤード・キプリング氏の小説と、アニメ映画「ジャングル・ブック(1967)」を原案に、「アイアンマン」シリーズのジョン・ファブロー監督が映画化。動物たちに育てられた少年の成長を通して、自然の掟と雄々しく生きるものたちの愛、憎しみ、喜び、悲しみを描く。8月11日から全国で公開。

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