本広克行監督らが「記念日」をテーマに描いたオムニバス作、10月劇場公開決定
2016年6月24日 10:00
[映画.com ニュース] 本広克行をはじめとした5人の監督が手がけ、今年2月に香川県で開催された「さぬき映画祭2016」でクロージング作品としてプレミア上映された「Anniversary アニバーサリー」が、10月22日から新宿バルト9ほか全国で順次公開されることが決まった。
同作は、クマ型ブロックタイプのフィギュア「BE@RBRICK(ベアブリック)」で知られるメディコム・トイの設立20周年を記念して製作された作品で、「記念日(アニバーサリー)」をテーマにした5つの物語で紡がれるオムニバス。「踊る大捜査線」「幕が上がる」の本広監督を筆頭に、数々のバラエティ番組や「ももいろクローバーZ」のライブ演出などを手がける佐々木敦規監督、「THE YELLOW MONKEY」や「AKB48」などのミュージックビデオを数多く手がける高橋栄樹監督、CMやMVの分野で活躍している若手映像演出家の萩原健太郎監督、プロデューサーとして数々のヒット作を生み出し映画「サムライフ」でメガホンをとった森谷雄監督の5人が、恋人や親子、夫婦、友人など、それぞれの記念日の物語を描いた。5つの物語は最終的につながり、BE@RBRICKを通してエンディングを迎える。
キャストには、「夏美のホタル」「永い言い訳」など話題の映画の出演が続く淵上泰史、「葛城事件」で重要な役どころを担っている若葉竜也、「ももクロ」の玉井詩織、「乃木坂46」の伊藤万理華、ネガティブモデルの栗原類ら個性豊かな若手がそろい、中村嘉葎雄、松原智恵子らベテラン勢、「TEAM NACS」の音尾琢真、先日結婚を発表したばかりの実力派俳優・青木崇高らも共演。トータス松本が主題歌のほか、自身初の映画音楽を担当し、出演も果たしている。