スピルバーグ監督「BFG」米プレミアで日本へメッセージ 予告編で巨人の姿が明らかに
2016年6月24日 19:30

[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグ監督最新作「BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」のUSプレミアが6月21日(現地時間)、米ロサンゼルスのエル・キャピタン・シアターで開催された。あわせて、日本版予告編も完成し、オスカー俳優マーク・ライランスが演じる巨人のBFGの姿が明らかになった。
同作は、「チャーリーとチョコレート工場」の原作者としても知られるロアルド・ダールによる児童文学「オ・ヤサシ巨人BFG」の映画化。ロンドンの児童養護施設に暮らす好奇心旺盛な少女ソフィーが、心優しい巨人BFG(ビッグ・フレンドリー・ジャイアント)によって「巨人の国」に連れて行かれ、共に孤独なソフィーとBFGが、次第に心を通わせていくさまを描く。
USプレミアにはスピルバーグ監督のほか、スピルバーグ監督の前作「ブリッジ・オブ・スパイ」でアカデミー助演男優賞を受賞し、今作ではBFG役を務めるライランス、ソフィー役の新人子役ルビー・バーンヒルちゃんといったキャスト陣や、スピルバーグ作品常連の音楽家ジョン・ウィリアムズらが出席。小さな子どもとエイリアンの友情を描いた名作「E.T.」を彷彿(ほうふつ)させる、久々のファンタジー作品を完成させたスピルバーグ監督は、今作のテーマでもあるソフィーとBFGの友情について「人を見た目で判断するのではなく、中身でちゃんと判断してほしい。そしてちゃんと相手の話を聞くこと。そして、人を肩書きなどで判断しないで、その人の細部を見て、それぞれの良さを見つけることが、どんな友情でも大事なんだ」と語った。
あわせて公開された日本版予告編は、真夜中に窓から入ってきた巨大な手に持ち上げられ、巨人の国に連れ去られていくソフィーの視点で描かれ、BFGの姿も映し出されている。
「BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」は9月17日から日本公開。
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