“俺ちゃん”、X-MENを「ボケ集団」呼ばわり!“舌好調”の「デッドプール」本編映像公開
2016年6月22日 08:00
[映画.com ニュース] 全世界120カ国でオープニング成績1位、R指定映画として史上最高額となる全世界興行収入7億6300万ドルのヒットを記録したアメコミ映画「デッドプール」(公開中)の新たな本編映像が、公開された。“無責任ヒーロー”デッドプールとミュータント集団X-MENのメンバーのやり取りを切り取っている。
腕利きの傭兵だったウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)は、恋人との結婚を前に末期がんに侵されてしまう。病の治療と引き換えに人体実験に参加したウィルソンは、どんな攻撃を受けてもすぐに回復する肉体を手に入れた代わりに醜い風ぼうとなり、怒り心頭。全身赤のコスチュームを着て「デッドプール」と名乗り、人体実験の責任者を探し出して元の体を取り戻そうとする。
高速道路で大立ち回りを演じたデッドプールは、X-MENの一員コロッサスに「こんなことやってちゃダメだ。俺たちと力を合わせヒーローになれ」とX-MEN入りを打診されるものの、「いいか。悪党どもと戦うボケ集団に入り、ネバーランドの屋敷に住みカルト宗教の教祖風なハゲの部下になる気になったら連絡してやるよ。それまでは1人でやる」とX-MENの創始者プロフェッサーXをこき下ろし、断固拒否の姿勢を見せる。デッドプールらしい断り方といえるが、コロッサスに食ってかかっている間に捕らえたはずの敵に逃げられるという“ユルさ”も見せている。
「デッドプール」は、モリーナ・バッカリン、エド・スクレイン、T・J・ミラー、ジーナ・カラーノらが出演する。「ゾンビランド」(2009)のレット・リース&ポール・ワーニックが脚本を手がけた。
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