藤山直美、上海国際映画祭で日本人初の最優秀女優賞受賞!
2016年6月20日 19:00

[映画.com ニュース]女優の藤山直美が、6月19日に閉幕した第19回上海国際映画祭で、日本人初となる金爵賞最優秀女優賞を受賞した。日本から唯一コンペティション部門にノミネートされた阪本順治監督作「団地」で、拡大していく近所の噂話に巻き込まれる主婦を演じた。
藤山は、「阪本監督の演出に従った結果、賞をいただいたわけですから、この賞は監督の手腕によるところが大きいと思っています。阪本監督が喜んでくださるなら、私もとても嬉しく思います」と、数々の映画賞を受賞した「顔」以来16年ぶりにタッグを組んだ阪本監督への信頼を明かし、「共演者の皆さまの存在も大きかったです。共演者の皆さまにも心から感謝申し上げます」とコメントを寄せている。

一方、授賞式に参加できなかった藤山に代わり賞を受け取った阪本監督は、「僕が監督デビューしてから28年目、本作は映画人生の中でもっとも実験した作品です。藤山さんがいたからトライできた作品で、藤山さんに感謝します」と実力派大女優に最敬礼で喜びを語った。
映画は、さまざまな人生が交差する団地を舞台に、ごく平凡な主婦のまったく普通ではない日常をユーモアたっぷりに描いた、阪本監督による完全オリジナル脚本の会話劇。現在公開中。
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