伊勢谷友介が“ジャングルの暴君”に!ディズニー「ジャングル・ブック」声優を担当
2016年6月16日 04:00

[映画.com ニュース] 俳優の伊勢谷友介が、ウォルト・ディズニーの「ジャングル・ブック」日本語吹き替え版で声優を務めていることがわかった。ディズニー映画の声優は初挑戦で、人間である主人公モーグリに強い憎しみを抱く、トラのシア・カーン役に生命を注ぎ込む。
ルドヤード・キプリング氏の小説と、アニメ映画「ジャングル・ブック(1967)」を原案に、「アイアンマン」シリーズのジョン・ファブロー監督が映画化。動物たちに育てられたモーグリ(ニール・セディ)の成長を通して、自然の掟と雄々しく生きるものたちの愛、憎しみ、喜び、悲しみを描く。
圧倒的な力でジャングルの頂点に君臨する暴君・カーンに対し、伊勢谷は「人間にとっての脅威であり、自然の体現ともいえる絶対的なプライドを持った存在です」と見解を述べる。演じるうえで意識したことは「ぶれないこと」だといい、「彼の中に絶対的な芯がある。その意味では悪ではないんですよね。誰かにとって悪でも本人にとっては当然であるという、絶対的な自信を持つようにしました」と明かしている。
また物語については、「今までのディズニーさんの作品と同じように、この作品で描かれているのは、今僕らが置かれている世界、そして対人間、対自然、対社会といったあり方の比喩だと思います」と説明。さらに「見る者の世代や、それぞれの立場にとって自分がどう立ち向かっていくかいうことに対して、アイデアをくれる作品ではないかと思います」とメッセージを寄せている。
4月15日(現地時間)に全米で封切られ、週末の興行収入ランキングでは3週連続第1位を獲得した今作。全世界興収(5月31日時点)は、8億7984万6906ドルに達した。「ジャングル・ブック」は、日本語吹き替え版声優に宮沢りえ、松本幸四郎が名を連ねている。8月11日から全国で公開。
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