家業は誘拐!「エル・クラン」犯罪一家の二面性映し出す予告編&ポスター&場面カット公開
2016年6月15日 15:00

[映画.com ニュース]スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルが製作を務め、実際の身代金誘拐事件を映画化した「エル・クラン」の幸せな家族の二面性を映し出すような予告編とポスター画像、人質を拷問する場面カットが公開された。
1983年にアルゼンチンで発生した実在の事件をもとに、裕福な一家が抱える「秘密」を描く。父と母、5人の子どもたちが幸せに暮らし、近所の人々から慕われているプッチオ一家の周辺で、金持ちだけを狙った身代金誘拐事件が多発する。住民たちに不安が広がるなか、父アルキメデスは、鍵のかかった部屋に食事を運ぶという不審な行動をとっていた。
公開された予告編は、笑顔にあふれたプッチオ一家の日常から始まる。しかし、父が穏やかな表情で食事を運んだのは、娘でも息子でもなく、監禁している人質のもとだった。父は息子に一家の収入原が身代金であることを告げ、家族総出で誘拐を家業としていく。人質をトランクに押し込み、射殺したりと残虐な犯罪に手を染めながらも、映像の終盤では優雅に笑みを浮かべる一家の姿が収められており、見る者の恐怖心をかき立てる。
「エル・クラン」は、「セブン・デイズ・イン・ハバナ」のパブロ・トラペロ監督がメガホンをとり、第72回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞。9月17日から東京・新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開。
(C)2014 Capital Intelectual S.A. / MATANZA CINE / EL DESEO
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