イーサン・ホーク、ドキュメンタリー初監督で87歳のピアノ教師に迫る 9月公開
2016年6月14日 12:00

[映画.com ニュース]イーサン・ホーク初のドキュメンタリー監督作「Seymour: An Introduction」が、「シーモアさんと、大人のための人生入門」の邦題で9月に公開されることが決定。あわせて、落ち着いた色調で描かれたティザービジュアルがお披露目された。
今作は、かつてプロのピアニストとして活躍した87歳のピアノ教師シーモア・バーンスタイン氏の人生に迫るもの。ホークは「シーモアのピアノ・レッスンは、人はいかに生きるべきかという奥深い教えに満ちている。 彼のシンプルな生き方から学べることは、あまりにも多い」と尊敬の念を示し、自身が感じたバーンスタイン氏のあたたかくチャーミングな魅力を、余すことなく映し出した。
近年は、アカデミー賞に「ビフォア・ミッドナイト」(2013)で脚色賞、「6才のボクが、大人になるまで。」(14)で助演男優賞にノミネートされるなど、ハリウッドで順風満帆なキャリアを重ねているホークだが、アーティストとして行き詰まりを感じていたと明かす。そんな時期にバーンスタイン氏に出会い、その人柄と演奏に魅了され「一瞬で安心感に包まれた」という。
50歳でコンサート・ピアニストとしての活動に終止符を打ち、その後の人生を教えることに捧げてきたバーンスタイン氏。「自分の心と向き合うこと、シンプルに生きること、 成功したい気持ちを手放すこと。積み重ねることで、人生は充実する」といい、ピアニストとしての成功や朝鮮戦争中のつらい記憶、演奏会での不安や恐怖など、自らの人生をピアノの旋律にのせて語る。
「シーモアさんと、大人のための人生入門」は、9月下旬から東京・シネスイッチ銀座、渋谷アップリンクほか全国で順次公開。
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