「SW ローグ・ワン」追加撮影は規定路線 米誌がネガティブな噂を一蹴
2016年6月13日 12:00

[映画.com ニュース] 「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」の追加撮影が行われることが発表されて以降、作品の仕上がりが芳しくないのではないか、ウォルト・ディズニーが内容を強引に変えようとしているのではないかといったネガティブな噂が広がっているが、エンターテインメント・ウィークリー誌がこれらすべてを否定的に報じている。
同誌がルーカスフィルムに確認を取ったところ、追加撮影自体はクランクイン前から予定に組み込まれていたという。近年の大作映画では珍しいことではなく、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」も、昨夏に追加で撮影を敢行していた。
ただし「ローグ・ワン」は、春に追加撮影を予定していたものの、ギャレス・エドワーズ監督やクリエイティブチームが修正すべき箇所を見極めるために時間がかかったため、夏にずれ込んだ模様。修正箇所は、「ストーリーをより分かりやすくしたり、キャラクターの成長を描くためのもので、すでに撮影したシーンのなかにインサートされることになる」。
なお、追加撮影分の脚本は「フィクサー」のトニー・ギルロイ監督が執筆。ギルロイ監督は、ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長の夫フランク・マーシャルがプロデュースする「ボーン・レガシー」を手掛けたほか、エドワーズ監督の「GODZILLA」の追加撮影でもノークレジットで同様の手助けをした経験があるという。ギルロイは、脚本執筆だけでなく第2班監督も手掛けることになる。
また、ディズニーの幹部たちが「ローグ・ワン」の内容に口出しをしているという噂も根拠はないようだ。ルーカスフィルムによれば、同社関係者以外で「ローグ・ワン」の試写を見たのはウォルト・ディズニーのロバート・アイガー最高経営責任者、ウォルト・ディズニー・スタジオのアラン・ホーン会長の2人だけ。ともに、製作サイドには自由を与えているという。
「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」は、12月16日に公開。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

吉永小百合“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

なんだこのカッコイイ映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

キムズビデオ
【この衝撃作を知ってるか?】“大注目ドキュメンタリー”の魅力を語ってきた!
提供:ラビットハウス、ミュート