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ニコラス・ホルト、「ダーク・プレイス」監督に“直訴”して役を獲得!インタビュー映像公開

2016年6月13日 17:30

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一風変わった青年を演じる
一風変わった青年を演じる
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[映画.com ニュース]「ゴーン・ガール」(2014)の原作者ギリアン・フリンの長編小説をシャーリーズ・セロン主演で映画化した「ダーク・プレイス」の特別映像が公開された。物語のキーキャラクターを演じたニコラス・ホルトタイ・シェリダンが作品の魅力を語っている。

1985年に米カンザス州の田舎町で母親と娘2人が惨殺される殺人事件が発生する。唯一生き残った8歳の末っ子リビーが15歳の兄ベン(シェリダン)の犯行を証言したため、ベンは終身刑を宣告される。やがて、31歳になったリビー(セロン)のもとに、有名事件の真相を追う「殺人クラブ」から招待状が届いたことをきっかけに、事件の意外な真相が明らかになっていく。ホルトが、「殺人クラブ」のメンバー・ライルを、クロエ・グレース・モレッツが、犯行当時のベンの恋人ディオンドラをそれぞれ演じる。

ホルトは「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(15)でもセロンと共演しており「シャーリーズ(・セロン)が素晴らしいのは、どんなに難しい人物をやっても彼女の演技がリアルで観客は魅了されてしまう(ことだ)」と称賛する。「脚本を読んで、この(殺人)クラブに興味を持ったよ。クラブには私立探偵や元警官もいて、真相に迫ろうとする。その一方で殺人鬼のコスプレをするメンバーもいる」と語るホルトは、「ライルの役は別の人にオファーされてたけど、僕は脚本が気に入っていると監督に言った。もし空きがあったらライル役をやりたいとね」とジル・パケ=ブレネール監督に直訴して役をつかんだそうで、撮影中も人物設定に関して積極的に意見を発したと振り返っている。

撮影現場では原作者のフリンとも対面し「原作者と会うのは緊張する。彼らの頭の中にはしっかり登場人物のイメージがあるから、それが自分と違っていたらと思い不安になる。でもギリアン(・フリン)は気さくで、僕の演技にも満足してくれてやっと安心したんだ」と笑顔を見せる。

ホルトから「才能あふれる彼らに嫉妬しちゃうよ」と賛辞を受けたシェリダンは「キャストも監督もいいから見ごたえのある作品だよ。もちろんスタッフもね」と自信を語る。「手本もなくて自分のやり方で生きている」というベン役の役作りには苦労もあったが「ブレネール監督は僕の意見を聞いてくれて、僕の役柄をリアルに描こうとしてくれた」と監督に敬意を示している。シェリダンは、「ツリー・オブ・ライフ」(11)、「MUD マッド」(13)でブラッド・ピットマシュー・マコノヒーら大物俳優とわたり合い、スティーブン・スピルバーグ監督の次回作「レディ・プレイヤー・ワン(原題)」の主演にも抜てきされている。

ダーク・プレイス」は、6月24日から全国公開。

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