「偽りなき者」脚本家が監督したオスカーノミネート作「ある戦争」10月公開
2016年6月10日 07:00

[映画.com ニュース]第88回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたデンマーク映画「ア・ウォー(英題)」が、「ある戦争」の邦題で10月に劇場公開されることが決定した。
「光のほうへ」「偽りなき者」の脚本を手がけたトビアス・リンホルムがメガホンをとり、アフガニスタン紛争地域で、死と隣り合わせの極限状態に身を置く兵士の正義、葛藤をあぶり出す。
アフガニスタン駐留兵のクラウスは、パトロール中にタリバンの襲撃を受け、発砲場所と思われる地区への空爆命令を下す。しかし、実際には民間人しかおらず、子どもを含む11人の罪のない命を奪ってしまったクラウスは、軍法会議にかけられることになる。
デンマークの俳優、ピルウ・アスベックが仲間を守るための決断と罪の意識の間で揺れ動くクラウスに扮した。アスベックは、SFアクション「LUCY ルーシー」、リメイク版「ベン・ハー」など話題作に出演しているほか、人気SF漫画「攻殻機動隊」を実写映画化する「Ghost In The Shell(原題)」でバトーを演じることが決定している注目株だ。
「ある戦争」は、10月から東京・新宿シネマカリテほか全国で公開。劇場公開にさきがけ、同館で行われる「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」のプログラムとして、7月30日プレミア上映される。
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