山崎賢人、ドSキャラ演じたのに菜々緒のビンタは快感!?「ドMですね」
2016年5月28日 13:05
[映画.com ニュース] 女優の二階堂ふみと俳優の山崎賢人が主演の映画「オオカミ少女と黒王子」が5月28日、全国286スクリーンで封切られた。2人は共演の鈴木伸之、門脇麦、菜々緒らと東京・新宿ピカデリーで初日舞台挨拶。二階堂は、満場の拍手に迎えられ「皆さんの温かい顔を見られ、この作品に携わって良かった。いい方向にいきますよう、お力をお借りできたら」と笑顔で訴えた。
累計発行部数550万部を誇る人気少女漫画を映画化したラブコメディで、友達に見えを張るため学校一のイケメンにカレシの振りをしてもらう女子高生・エリカを演じた二階堂は、「久しぶりの制服で、キュンキュンするお話も初めてだったのですごく楽しかった」と満足げ。ドSな黒王子・恭也役の山崎に対しては、「本人のキャラと全然違う難しい役だったと思うけれど、現場で真摯に向かっている姿が素晴らしかった」と称えた。
山崎は照れながらも、二階堂に対するドSシーンについて「全部好き。特に『3回回って、お手からワンだ』と言うところは、漫画の時からインパクトがあって好きです」と告白。「この作品を見てキラキラした気持ちになったり、好きな人のために行動するワクワクを感じてほしい。広めていってください」とアピールした。
だが、山崎を上回るドSっぷりを発揮したのが恭也の姉・怜香役の菜々緒。ふだんから「第一線で活躍するに当たり、ヘアメイクやスタイリスト、マネジャーにも100%の力を注いで仕事をするようにしています。仮にミスをすると、私の強烈なデコピンが恒例になっています」と明かし、魔性の笑みを浮かべた。
劇中でも山崎をビンタするシーンがあり、「お芝居ではビンタをするのは初めて。役者さんの顔をビンタするのは、私でも気がひけるのでマネジャーさんで練習した」という。そのシーンは一発でOKが出たものの、カメラワークの関係で撮り直しになり、「山崎くんを2回ビンタしてしまいました」と謝罪。しかし山崎は、「痛っ、気持ちいい…。初めてのビンタが菜々緒さんで良かった。貴重でした。ドMですね」と、なぜかうれしそうだった。