ディーン・フジオカ「ハガレン」実写化でマスタング大佐に!本田翼、大泉洋らが出演
2016年5月24日 05:00

[映画.com ニュース] 荒川弘氏の人気漫画「鋼の錬金術師」が実写映画化されることになり、配給のワーナー・ブラザースが主要キャストを発表した。「Hey! Say! JUMP」の山田涼介がエドワード・エルリック役で主演し、劇中屈指の人気キャラクターであるロイ・マスタング大佐役でディーン・フジオカ、機械鎧(オートメイル)技師のウィンリィ・ロックベル役で本田翼、「合成獣の権威」と呼ばれる国家錬金術師ショウ・タッカー役で大泉洋が出演する。
2001~10年に月刊「少年ガンガン」(スクウェア・エニックス刊)で連載された人気同名コミックを、「ピンポン」で知られる曽利文彦監督のメガホンで実写化。原作者の荒川氏は、「なんと実写化! 漫画では豆粒ドチビのすぐキレる主人公なので、山田さんに演じていただくのは、なんだか申し訳ない気分です」とコメントを寄せた。
NHK連続テレビ小説「あさが来た」でブレイクしたフジオカが、「焔の錬金術師」のふたつ名を冠する国家錬金術師・マスタング大佐に扮し、山田&本田と初共演を果たす。「原作ファンの皆様の大きなご期待を背負えるように、まずは身体をひと回り大きく増量して、役作りに望みたい」と明かし、「過去の仕事でもアクションを撮影してきたので、その経験が新しいチャレンジに活かせるよう頑張ります」と意気込んでいる。
ブレイク前からフジオカに着目していたという曽利監督は、「キャラクターとしての一致感や、ディーンさんが演じるマスタングを見たいというのが、早くから念頭にありました」と告白。さらに「実際に全員を口説き落としたので、全員に思い入れが深い」と胸中を語り、「原作が有名であればあるほど、役者さんとしてもためらいがあると思う。そこを乗り越える勇気を持ってもらうために、具体的にディスカッションしながら納得していただきました。皆さん前向きで、一緒に作り上げていこうというチーム感が、今盛り上がってきています」と説明した。
そのほか、リザ・ホークアイ中尉を蓮佛美沙子、マリア・ロス少尉を夏菜、マース・ヒューズ中佐を佐藤隆太、グレイシア・ヒューズを原田夏希、ハクロ将軍を小日向文世、コーネロ教主を石丸謙二郎、主人公たちの前に立ちはだかるホムンクルスのラストを松雪泰子、エンヴィーを本郷奏多、グラトニーを内山信二が演じる。鎧姿のアルフォンス・エルリックの詳細は不明だが、曽利監督は「ファンの方に十分満足できるものをお見せできます」と含みを持たせながらも、「逆に、アルフォンスに自信があるから映画化に踏み切ったと言ってもいいかもしれません」と自信のほどをうかがわせた。
「鋼の錬金術師」は、物質を変化させる“錬金術”が中心の世界を舞台に、エルリック兄弟が絶大な力を秘める「賢者の石」を追い求め旅する姿を描く。6月にイタリアでクランクインし、日本でのロケを経て8月末のクランクアップを目指す。公開は、17年冬を予定している。
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