柳楽優弥、先輩・山田孝之から「勇者ヨシヒコ」出演オファー!
2016年5月21日 15:05

[映画.com ニュース] 柳楽優弥が主演した映画「ディストラクション・ベイビーズ」が5月21日、全国9スクリーンで封切られ、柳楽をはじめ共演の菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎、メガホンをとった真利子哲也監督が東京・テアトル新宿での初日舞台挨拶に立った。
立ち見客が出る盛況ぶりとなったこの日、歓声をもって迎えられた柳楽は「才能、魅力あふれるキャスト・スタッフとひとつの映画をつくり上げることができ、主演として感動しています。素晴らしい形で幕開けしました」と晴れやかな表情。菅田が「すっごい緊張しますね」と語れば、柳楽も「初日ってやっぱり緊張するんだね」と胸中を打ち明ける。MCから「昨日は寝られましたか?」と問われると、柳楽は「めっちゃ寝ました」と答え、菅田から「寝たんかい。柳楽優弥でも寝られないというキャッチーな展開ないんかい」とツッコミを入れられるなど、丁々発止のやり取りで舞台挨拶を盛り上げた。
また、事務所の先輩・山田孝之から「柳楽優弥ってマジですげーよ」と絶賛コメントが寄せられたことに触れ、柳楽は「孝之さんにお礼のメールを送りました」とニッコリ。しかし「そうしたら、『(山田主演のドラマ)勇者ヨシヒコに出ない?』って返ってきました。そのためだったのかな?」と直接オファーがあったことを明かし、場内を驚かせていた。
一方で、主人公・泰良とともにケンカに明け暮れる裕也役の菅田は、「この作品の直前にさだまさしさんの役をやっていて、この後に総理大臣役だった。今作で全部出し切りたいと思っていた」と充実の様子。泰良と裕也の凶行に巻き込まれるキャバクラ嬢・那奈役の小松は、菅田演じる裕也に暴力を振るわれるシーンがあるといい、「現場では、菅田さんのことが嫌いでした。ただただ暴力……。裕也ももちろん嫌いなんですが、菅田さん、マジで!」と冗談交じりにクレームを入れた。「笑顔で蹴っていたりしたもんね」と話していた菅田も、これには「今だから言えること、言ってくれてよかった。現場で言われても困るしね、よかったよかった」と苦笑しきりだった。
本作で商業デビューを飾った真利子監督は、「ようやくここまでたどりつけた。お願いしたいと思っていたキャスト・スタッフたちと、やりたい題材で映画を作れたうえに、たくさんの人たちに見てもらえて嬉しいです」と感無量の面持ち。描かれる若者の暴力衝動に興味がわいたという柳楽は、「オリジナル脚本なので、役柄も自由な状態だった。イメージをひとつひとつ組み立てていくことで、俳優のセンスが出るというやりがいがあった」と振り返り、「いろんな面でチャレンジができて、よかったと思います」と感謝の念をにじませていた。
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