迫りくるのは“ヤツら”だけじゃなかった!?「10 クローバーフィールド・レーン」予告編公開
2016年5月17日 11:00
[映画.com ニュース]「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(2015)のJ・J・エイブラムスが製作を手がけた「10 クローバーフィールド・レーン」の日本オリジナル本予告が、公開された。
突然の衝突事故に見舞われたミシェル(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)が目を覚ますと、謎の男ハワード(ジョン・グッドマン)の家の地下シェルターの中だった。ミシェルは、「人類は滅亡した」と語るハワードと、みずからシェルターの中に逃げてきたというエメット(ジョン・ギャラガー・Jr.)と3人で共同生活を送り始めるが、地下生活のなかで徐々に疑心暗鬼に駆られ、シェルターの外に出ようと画策する。3月11日(現地時間)に全米3391館で公開され、約2470万ドルの興行収入で全米ランキング初登場2位を記録した。
本予告では、ミシェルを救出したハワードが「襲撃された。化学兵器か、核攻撃か……」と説明するシーンや、シェルターの外にいる女性がドアを必死にたたいて中に入れてもらおうとし、ハワードが「絶対に入れるな! ヤツらに殺される!」と半狂乱になるシーンなど、切迫した状況がうかがえる映像が追加されている。「赤ちゃん泥棒」(87)をはじめとするジョエル&イーサン・コーエン兄弟監督作品や「アルゴ」(12)などの親しみやすいキャラクターで知られるグッドマンが、不気味な雰囲気をたたえ、シェルターから脱出しようとするミシェルを鬼の形相で追いかける狂気の男を演じており、ミシェルがシェルターの内外で危険にさらされることが示唆されている。
「10 クローバーフィールド・レーン」は、6月17日から全国公開。