大島新監督、追い続けた“珍種”園子温監督をリスペクト「表現への欲望に頭が下がる」
2016年5月14日 15:50

[映画.com ニュース] ドキュメンタリー映画「園子温という生きもの」の大島新監督が5月14日、初日舞台挨拶を東京・新宿シネマカリテで行った。大島監督は、故大島渚監督の次男。タイトル通り園子温監督に1年以上密着し、「こんな珍種を追い続けてほとほと疲れたけれど、ここまでたどり着くことができてホッとしている」と安どの表情を浮かべた。
きっかけは、自身が演出したTBS系「情熱大陸」だった。「テレビでも面白いものができたけれど、『情熱大陸』はスポンサーにアサヒビールが入っていて、お酒をたしなむ程度ならいいけれど泥酔している姿は出せなかった。このおっさんは、もっと面白いはず」とカメラを回し始めた。
同日公開となった園監督の新作「ひそひそ星」の撮影現場にも密着し、「まさに大暴れで、しめしめという感じだった」と手応えをつかむ。時にはストレスを感じた園監督と議論になることもあったそうだが、「僕たちは園組の一員ではない。取材者としてのスタンスは変えなかった」と撮り続けた映像は約170時間に及んだ。
園監督には撮影を終えていない段階から映像を見せていたそうで、「勘弁してほしいとブツブツ言っていたが、なだめすかしていた」とか。それでも、完成した作品に対しては「自分のものじゃないからしようがない。自分がイヤなシーンに限って人が面白いって言うんだよなあ」と納得した様子だったという。
かなりの時間を共有したが、「ドキュメンタリーの相手とはだいたい距離が縮まるが、特殊な被写体なので仲のいい友人関係という感じは全くしない。互いになんとなく信頼している関係」と苦笑いの大島監督。その上で、「ものづくり、表現へのあくなき欲望、魂の強さには頭が下がる。生きることと表現がイコールな貴重な存在」と称えていた。
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