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貫禄十分!マフィアのボスを演じたK・ウィンスレット「トリプル9」特別映像解禁

2016年5月14日 13:30

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マフィア役は俳優人生初
マフィア役は俳優人生初
(C)2015 999 Holdings, LLC

[映画.com ニュース] 「インターステラー」(2014)のケイシー・アフレック、「それでも夜は明ける」(13)、「オデッセイ」(15)のキウェテル・イジョフォー、「アベンジャーズ」シリーズのアンソニー・マッキーら豪華キャストが共演した「トリプル9 裏切りのコード」で、冷酷非道なロシアンマフィアの女ボス・イリーナを演じたケイト・ウィンスレットのインタビューと出演シーンをまとめた特別映像を、映画.comが独占入手した。

米アトランタを舞台に、元特殊部隊員と悪徳警官で構成されたギャング一味が、警察の緊急コード“トリプル9”を利用して警察の機能を10分間停止させ、不可能犯罪に挑むさまを描く。トリプル9とは、職務中の警官が撃たれる非常事態が発生し応援を呼ぶ際に使われる警察コードのこと。ギャング一味のリーダー・マイケル(イジョフォー)は、イリーナに国土安全保障省への襲撃を命じられ、汚職警官のマーカス(マッキー)らメンバーを招集する。アフレックは、計画の標的となる正義感の強い警官クリスを演じる。

ザ・ロード」(09)、「欲望のバージニア」(12)を手がけたジョン・ヒルコート監督のファンだというウィンスレットは「彼が監督するつもりの脚本を受け取れただけで光栄だし、ワクワクしたわ」と念願の出演だったと語る。さらに、イリーナ役は「とてもクールで、これまでの役柄とは全く違う。ものすごく残虐で、恐ろしく、最低の人間なんて演じたことがなかったわ。自分の俳優人生でこんな役をオファーされるとは思ってもみなかった」と、新たなチャレンジを感慨深げに振り返る。

公開された映像中でも、拷問を受けた男女を見ても眉一つ動かさず、いきり立つマイケルを逆に脅すなど、ドスのきいた演技で堂々たる存在感を放っているが、本人は「(ロシア系イスラエル人である)イリーナのアクセントを習得するのが1番手ごわい作業だった」という。「簡単にはいかない。毎日怖かったわ。撮影で過ごした以上に方言の準備に時間をかけたわ。とにかくやり遂げたかったの」。

トリプル9 裏切りのコード」は、アーロン・ポールノーマン・リーダスガル・ギャドットウッディ・ハレルソンらが脇を固める。6月18日から全国公開。

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