「ガルム・ウォーズ」主人公カラの劇中写真公開 同役を演じる新人女優の素顔は?
2016年5月2日 19:30

[映画.com ニュース] 押井守の実写監督作「ガルム・ウォーズ」で、新人女優のメラニー・サンピエールが演じる主人公カラを捉えた劇中写真が公開された。
「ガルム・ウォーズ」は、押井監督が構想15年の末に実現させた異世界ファンタジーアクション。遥か古代の戦いの星アンヌンを舞台に、カラ、ウィド、スケリグという3人の戦士が、伝説のクローン戦士「ガルム」の真実を求めて旅に出る姿を、外国人俳優による英語劇として描いた。
ウィド役は「エイリアン2」で知られるランス・ヘンリクセン、スケリグ役は「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」「バイオハザードV リトリビューション」などハリウッド大作でバイプレイヤーとして活躍するケビン・デュランドが担当している。キャリア豊富な2人に対し、主人公カラを演じたのが、カナダ・モントリオールで行われたオーディションで選出された新人女優のサンピエールだ。
押井監督のアニメが大好きだというサンピエールは、オーディション時、「攻殻機動隊」の主人公・草薙素子を彷彿(ほうふつ)させる黒髪のおかっぱ頭で現れたという逸話がある。そうした工夫が功を奏したわけではないが、実際に目の前でポージングをし、カメラのレンズを通したときの被写体としての存在感が際立っていたことから、候補者の中では最も可能性が低いと言われていた状況から大逆転し、カラ役を獲得。国際的には無名なサンピエールにとって、世界的に知られる押井監督作品の主演という、大抜てきとなった。
サンピエールが演じる、どこか不安げで揺らぎのある女戦士カラは、これまで圧倒的に強い女性像を好んで描いてきた押井監督の作品では異色のキャラクターともいえ、映画の終盤には、もしカラが超人的に強いキャラクター像だったら成り立たなかったであろうシーンが、いくつか散見されるという。
「ガルム・ウォーズ」は5月20日から全国公開。英語版のほか、スタジオジブリの鈴木敏夫氏がプロデュースした日本語吹き替え版も上映される。
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