西島秀俊主演「クリーピー」、7つの映画祭に出品&9の国と地域で配給決定!
2016年4月26日 21:05

[映画.com ニュース] 黒沢清監督、西島秀俊主演のサスペンス「クリーピー 偽りの隣人」のジャパンプレミアが4月26日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、西島をはじめ、共演の竹内結子、川口春奈、東出昌大、香川照之、黒沢監督が出席した。
この日は、第66回ベルリン映画祭、第40回香港国際映画祭に続き、ウディネ・ファーイースト映画祭、シアトル国際映画祭、ニッポンコネクション、ニューヨークアジア映画祭、台北映画祭、ファンタジア国際映画祭、プチョン国際ファンタスティック映画祭への出品が決定したことが発表された。ニッポンコネクションでは、黒沢監督に功労章が授与されるという。さらにフランス、イギリス、アイルランド、韓国、香港、台湾、中国、トルコ、ブラジルでの公開も決定した。
撮影時の思い出を問われると、西島は「若手の方は初めてだったので、僕も緊張してたんですけど、東出君に最初の日に会った時に座り方が…」といい、無表情でうなだれる現場の東出を再現。「『大丈夫かな?』と思いながら話しかけたら、『普段はものすごく話すタイプなんですけど、今回は役づくりで話さないことにしているんです、すみません』って。最後まで役に集中されていて。だから、今日やっとお話しできたっていう(笑)」と告白。会場が爆笑するなか、東出は「黒沢監督の作品にはいろんな奇妙なキャラクターが出てきますが、自分もそういう役をやりたいって思ったのですが、普段の感じだとそぐわないないと思って。だから『先輩に対して申し訳ないんですけど、ごめんなさい』とお話しして」と照れ臭そうに明かした。
作品タイトルとかけて、「登壇陣のなかで隣人に住んでほしい人は誰か?」という質問があがると、西島は「竹内さん。差し入れとかいっぱいくれるじゃない。お隣に住んだら、ごはんとか食べさせてくれるのかな」。これに対し、竹内は「お家でラ王とか食べたらいいじゃないですか」と切り返し、会場を笑わせた。一方、川口が「私は東出さん。守ってくれそうだから」と答えると、香川が「でもしゃべってくれないよ」と指摘。西島が「あれは、役づくりですよ」とフォローすると、東出は「僕は西島さん。守ってくれそうだから(笑)」と即答していた。
日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した前川裕氏の小説を映画化。6年前の一家失踪事件を調べる犯罪心理学者が、奇妙な隣人への疑惑と不安から深い闇へとひきずりこまれていく恐怖を描く。「クリーピー 偽りの隣人」は、6月18日から全国で公開。
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