オスカー女優アリシア・ビカンダーが美しきロボットに!「エクス・マキナ」ポスター解禁
2016年4月22日 17:00

[映画.com ニュース] 第88回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞したSFスリラー「エクス・マキナ」のポスタービジュアルが、公開された。
「コードネーム U.N.C.L.E.」(2015)、オスカーを受賞した「リリーのすべて」(15)、「ジェイソン・ボーン(原題)」(10月公開)など、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのアリシア・ビカンダーが、美しきロボット・エヴァを演じる。世界最大のインターネット会社“ブルーブック”のプログラマー・ケイレブ(ドーナル・グリーソン)は、巨万の富を築きながらも普段は滅多に姿を現さない社長のネイサン(オスカー・アイザック)が所有する山間の別荘に1週間滞在するチャンスを得る。別荘に到着したケイレブを待っていたのは、エヴァに搭載された人工知能のテストに協力するという実験だった。
ポスターは、エヴァがこちらを見つめる様子が印象的なデザインとなっている。近未来的なエヴァの造形も目を引くが、どこか陰りの見える表情がエヴァに宿る“人間性”を示唆していると推測される。本作で監督デビューを果たしたアレックス・ガーランドは、映画化もされた「ザ・ビーチ」(00)の原作者で、「28日後...」(02)、「わたしを離さないで」(10)などの脚本を手がけており、本作でもSF要素を絡めたスリリングな人間ドラマが期待される。
オーディションでエヴァ役を射止めたビカンダーは、人工的な雰囲気を生み出すため、顔に白いメーキャップを施した状態でオーディションビデオを撮影したという。そのビデオを見て起用を決めたというガーランド監督は、ビカンダーについて「彼女はあらゆる意味で完璧でした。とても美しい女性であるだけでなく、とてつもない才能を持った女優であり、子どものころからバレエの訓練を受けていました。そのため、自分の体の動きを正確に制御することができるんです。歩き方から、手の動き、頭のほんの少し傾けるといった動作までもね」と絶賛する。
製作のアロン・ライヒは、ビカンダーの演技を称えつつ「観客には、まずエヴァに驚いてほしいですね。エヴァが初めて登場するシーンでは、彼女もネイサンも機械であることを決して隠そうとしません。とても美しく愛らしい女性の顔を持ったロボットです。ですから観客は、初めはテクノロジーとしての彼女に驚き、そして、次第に彼女の“人間性”にひかれていくのです」と語っている。製作陣からの称賛を浴びたビカンダーは、「アレックス(・ガーランド監督)と2人で独自のルールを作らなければなりませんでした。実在しないものを作り出すにはどうすればいい? 1つの疑問に答えるたびに、新たな疑問が100個浮かぶんです」と役作りの困難さを振り返っている。
「エクス・マキナ」は、6月11日から全国公開。
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