徳光和夫、「サウスポー」は「感動がボディブローのように効いてくる映画」
2016年4月19日 19:40

[映画.com ニュース] ジェイク・ギレンホールがボクサー役に挑戦した「サウスポー」の魅力を伝える“日本感動協会”の発足記者会見が4月19日、都内で行われ、チェアマンに任命されたフリーアナウンサーの徳光和夫と、プレゼンターとしてプロボクサー、モデルの高野人母美が参加した。
最愛の妻を亡くし、さらに一人娘とも引き離されてしまったボクシングの元世界チャンピオン、ビリー・ホープ(ギレンホール)が、過去の自分から脱却するためにボクシングトレーナー・ティック(フォレスト・ウィテカー)に師事し、再起をはかるさまを感動的に描く。
映画を見たばかりの徳光は泣きはらした状態で登場し「シーンがまだ鮮烈に残っている。涙、感動がボディブローのように効いてくる映画です」と振り返った。「わかりやすい話で、これだけ涙腺を緩ませるところに監督の力や役者の思い入れを感じます。ボクサーの体は、食べずにそぎ落としていくもの。今までのボクサー映画ではレスラー体型が多かったけれど、ジェイク・ギレンホールさんは見事なほどボクサーの体になっている」と製作陣を称えた。
すっかり本作を気に入った様子の徳光は、「『ここ(養護施設)を出たい。家に帰りたい』と本音を語る娘に、社会性を得たビリーが『あと1カ月待ってくれ』というシーンからボディブローが入った」と中盤以降感動しっぱなしだったと熱っぽく語り「こそばゆいかもしれないけれど、家族で見ていただきたい」とアピールした。また、本作の試写会を全国で実施すると発表し「できれば、(熊本地震で)被災された熊本の皆さんを中心に、九州の皆さんにも見ていただきたい」と思いを語った。
「ビリーのグローブに合わせた」という真っ赤なドレスで登場した高野は「自分にあてはめて泣いてしまった。試合に負けると、私もどうやってはい上がればいいのか考えてしまうので、この映画に刺激を受けました」としみじみ。プロ目線を交え「相手を回しながら(パンチを)打つのは、試合でも使える。私がちょうど今練習しているものが映画でも出てきました」と、徳光を相手に(ビリー・)ホープの動きを実演した。
「サウスポー」は、「トレーニング デイ」(2001)、「イコライザー」(14)のアントワン・フークア監督がメガホン。主題歌も手がけたラッパー・エミネムの半生がモチーフになっている。「スポットライト 世紀のスクープ」(15)のレイチェル・マクアダムス、「007」シリーズのナオミ・ハリスらが脇を固める。6月3日から全国公開。
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