J・J・エイブラムス監督、「フォースの覚醒」を劇場公開前に数多くの重病患者に見せていた
2016年4月16日 12:00

[映画.com ニュース] 重病を患っている数多くの「スター・ウォーズ」ファンが、劇場公開前に「スター・ウォーズ フォースの覚醒」を鑑賞していたと、エンターテイメント・ウィークリー誌が報じた。
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」といえば、ワールドプレミアが行われた2015年12月14日までマスコミ試写を一切行わなかったほどの秘密主義で守られていたことで知られている。例外として、末期癌を患っていた米テキサス州に住むファンのファニエル・フリートウッドさんのために、ルーカスフィルムが11月上旬に特別上映を行ったと報道されたが、実は特別上映の機会を与えられたのはフリートウッドさんだけではなかった。
J・J・エイブラムス監督によると、劇場公開のおよそ1カ月前、重病のため全米公開まで持ちこたえることが難しそうな「スター・ウォーズ」ファンに完成作を披露。その数は24人にも及んだという。ルーカスフィルムかエイブラムスの製作会社バッド・ロボットの代表がファンのいる病院や自宅を訪問したが、エイブラムス監督も電話で会話を交わしたという。「自分たちの仕事が多くの人たちにとってどれほど重要であるか思い出させてくれました」とエイブラムス監督はその経験を振り返る。
そして、「(『フォースの覚醒』を作っているとき)みんなからは『どうやってプレッシャーに耐えているんですか?』とさんざん聞かれたけれど、このようなことを経験しているファンやその家族と話すと、プレッシャーなんてなんでもないことに気づいたよ。プレッシャーを感じることができるなんてぜいたくなことだ。この体験は、『スター・ウォーズ』ファンとの交流でおそらくもっとも深く影響を受けたことですね」とコメントしている。
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