「ルーム」の天才子役ジェイコブ・トレンブレイくんのここがスペシャル!
2016年4月10日 17:00

[映画.com ニュース] ハリウッドにまた1人、天才子役が現れました。その名はジェイコブ・トレンブレイ。4月8日公開の「ルーム」で、アカデミー賞主演女優賞輝いたブリー・ラーソンとともに、閉ざされた部屋で生きてきた母親と息子の絆と成長を描き出しました。今回は、9歳の新星ジェイコブくんの「ここがスペシャル」に迫ります!
ジェイコブくんは、2006年10月5日、カナダ・バンクーバー生まれ。13年に「スマーフ2 アイドル救出大作戦!」で映画デビューを果たしました。2000人の子役の中から出演を勝ち取った「ルーム」では、ママと2人だけで暮らす“部屋”が世界のすべてだと信じている少年を演じています。5歳になって初めて外の世界に触れるという特殊な設定なのですが、当時8歳だったジェイコブくんの演技はとにかく自然。レニー・アブラハムソン監督は、リハーサルの時点で「これぞ本物の演技だ」と思ったそう。喜怒哀楽が手に取るように伝わってくるので、身もだえするくらい母性をくすぐられることでしょう。ジェイコブくん、長編3作目にして18もの賞を受賞し、その他20の賞にノミネートされました。すごい!
演技力バツグンのトレンブレイくんですが、注目度が急上昇したのは賞レースが始まってから。あのレオ様と全米俳優組合賞の授賞式で記念写真。それをInstagramに投稿して一気にブレイクしたんです。レオの笑顔も、いつになく優しい(笑)。ジェイコブくん、そのほかにも大スターとのツーショットをゲット! ジョニー・デップの「最高のバディ」になって、シルベスター・スタローンには左ストレートをお見舞い。「スター・ウォーズ フォースの覚醒」の新ヒロイン、デイジー・リドリーやドロイド三人衆まで、ハリウッドの人気者たちをとりこにしちゃいました。もちろん、「ルーム」で母親役を演じたブリー・ラーソンも「私の親友よ」と宣言。それにしても、ブレイクのきっかけがSNSだなんてイマドキですよね。
賞レースでは、ジェイコブくんだけでなくイケメンパパも話題に。「#HotDad」なんてハッシュタグまで登場しちゃったジェイソンさんは、バンクーバー警察の刑事。これまたゴージャスなお母さん、クリスティーナさんは主婦だそうです。2人は当初、子どもたちの芸能活動にあまり乗り気じゃなかったみたい。だけど、姉エマちゃん&妹エリカちゃんも子役として活動しています。父ジェイソンさんは、「ルーム」のオーディションテープを作ったとき、本当にジェイコブくんの演技がすばらしいのか、ただ自分たちが親バカなのか悩んだんだとか。地に足のついた両親がいれば、ジェイコブくんが業界の荒波にもまれて問題児になる心配はなさそう。

ハリウッドでいちばん華やかな夜といえば、オスカーナイト。「スター・ウォーズ」が大好きなジェイコブくんは、アルマーニのタキシードにダース・ベイダーの靴下でレッドカーペットに登場です。無邪気さがたまらん。正装もキマってますが、サンタバーバラ国際映画祭でのおめかしコーデ(右下)も、オールブラックの私服もすっごくおしゃれ。スタイリストはママかしら。そのうち「天才子役、有名ブランドのモデルに抜てき」なんてニュースが聞けたりして。

クリティック・チョイス・アワードで最優秀若手男優・女優賞に輝いたジェイコブくんの受賞スピーチにビックリ。だって、“笑い待ち”が完璧なんです。観客の笑いや拍手が収まるのを見計らって続きを始めるテクを、9歳にしてマスターしているなんて出来過ぎ。しかも、「このトロフィーはミレニアム・ファルコン号の隣に飾ります」なんてオチも完璧だもの。さらに先日の来日会見でも、「僕とブリーで皆さんの質問にできるだけ答えます!」とおませに開会宣言をしてくれたんだとか。大勢の大人の前でもへっちゃらでスピーチできちゃうなんて、いよいよ大物でしょ。
ジェイコブくんの大活躍はまだまだ続きます。今年の全米公開予定作が4本もあるんです。メジャースタジオの大作ではありませんが、どの作品でも主役か準主役ってのは才能の証しでしょう。まずは、寝ている時の夢が現実になり、さらに悪夢のような出来事を引き起こしてしまう孤児を演じた超自然ホラー「Before I Wake」。その後、心理スリラー「Shut In」、アドベンチャードラマ「Burn Your Maps」と続き、「The Book of Henry」では隣家の少女が父親に虐待されていると知り、大の大人をこらしめようとする兄弟の弟役を演じています。日本でも公開してほしい。そして、「Book of Henry」のコリン・トレボロウ監督といえば、「スター・ウォーズ エピソード9(仮題)」の監督。きっとジェイコブくんなら出演したいとおねだり済みのはず。はるか彼方の銀河系を冒険する彼を見てみたい!
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