オダギリジョー&松坂桃李、宮沢りえが会う人すべてを包み込む主演作でタッグ
2016年4月6日 18:00

[映画.com ニュース] 宮沢りえ主演の映画「湯を沸かすほどの熱い愛」が、10月29日から公開されることが決まった。あわせて、オダギリジョー、松坂桃李らが出演していることが発表された。
同作は、東京国際映画祭、日本アカデミー賞などで高く評価された「紙の月」以来となる宮沢の映画主演作で、2012年に発表された自主映画「チチを撮りに」で注目された新鋭・中野量太監督のオリジナル脚本作。会う人すべてを包み込む優しさと強さを兼ね備えた女性・双葉が、突然の余命宣告を受け、失踪した夫を連れ帰り休業中の銭湯を再開させることや、気が優しすぎる娘を独り立ちさせることなど、やり残した4つの出来事を実行していく姿を描く。死にゆく母と、残された家族の愛を紡ぐ物語で、主人公・双葉に宮沢、娘の安澄に若手実力派の杉咲花が扮している。
新たに出演が発表されたオダギリは、頼りないが憎めない双葉の夫で、安澄の父を演じており「熱く、繊細で、愛情溢れる素晴らしい脚本だと思いました。母親に対しての感覚をこのような脚本に仕上げる監督と是非仕事をしたい!と思いましたし、宮沢さんが演じる“おかあちゃん”を見てみたいと思ったのがお引き受けした理由です」と出演を決めた理由を告白。旅先で出会った双葉の母性に触れ、人生を見つめ直していく青年・拓海に扮した松坂も「台本を読んで、親子の絆を繊細に描いた優しい本だと思いました。映画を見終わった後に、しっかり残る作品だと思いました。そんな中野組に参加できたことは、本当に幸せでした」と脚本にほれ込んだ。
また、松坂は主演の宮沢を「包容力があり、一緒にいるだけで吸い込まれそうな魅力のある方でした。彼女は女優というよりは、役者という感じの方でした」と敬服し、「そんな宮沢りえさんとご一緒できたことは、もう一つの幸せでした」と噛みしめている。
そのほか、篠原ゆき子、駿河太郎、子役の伊東蒼ちゃんが出演。場面写真も初公開され、銭湯「幸の湯」の前に並ぶ双葉の一家や、旅先で出会った双葉に子どものように優しく頬を包まれている拓海の姿が写し出されている。
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