ジア・コッポラ監督作にナオミ・ワッツ&ジェシカ・ラング
2016年4月3日 08:00
[映画.com ニュース] フランシス・フォード・コッポラの孫娘ジア・コッポラ監督の新作「The Secret Life of The Lonely Doll(原題)」に、女優ナオミ・ワッツとジェシカ・ラングが出演すると米Playlistが報じている。
ジアは2015年、ジェームズ・フランコの短編小説をもとにした映画「パロアルト・ストーリー」で長編監督デビューを果たし、その手腕が高く評価された。監督第2作「The Secret Life of The Lonely Doll」は、ジャーナリストのジーン・ネーサンが執筆した同名書籍を映画化する作品。原作は、モデル・写真絵本作家のデア・ライトをめぐる物語で、ライトは1957年に出版されたベストセラー児童書「小さなお人形の物語」で一躍有名になった。
40年後、ネーサンは絶版となった「小さなお人形の物語」を復刊させようとライトを探し始め、ニューヨーク・クイーンズの公立病院で最後を迎えようとしている彼女を発見。以降、5年に渡るライトとの交流を通じて、辛い幼少期の記憶から逃れるために創作活動に没頭した彼女の、華やかで孤独な半生が明らかになる。
映画は、メリット・ジョンソンが脚本を執筆。ラングはブロードウェイ舞台「夜への長い旅路」が4月から6月末まで上演されるため、クランクインは閉幕後となりそうだ。