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園子温の個展がワタリウム美術館で開催 「ひそひそ星」絵コンテ555枚、インスタレーションなどを展示

2016年4月3日 16:35

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(左から)Chim↑Pomの卯城竜太、園子温、和多利浩一氏
(左から)Chim↑Pomの卯城竜太、園子温、和多利浩一氏

[映画.com ニュース]園子温監督の美術個展「園子温展『ひそひそ星』」のオープニングイベントが4月2日東京・神宮前のワタリウム美術館であり、園監督とアーティスト集団Chim↑Pomの卯城竜太、エリイ、同館キュレーターの和多利浩一氏が出席した。

展覧会では、園監督が構想に25年をかけた最新作「ひそひそ星」に使われたインスタレーションや小道具、絵コンテ555枚のほか、100年後の忠犬ハチ公をテーマにしたインスタレーション作品などが3フロアにわたって展示される。

園監督は昨年、Chim↑Pomが所有する高円寺のギャラリーで個展を行っており、その後和多利氏に本展開催の声をかけられた。「すっごい怖かった。アートは素人だから。自主映画でも1本目はなんとなく和気あいあいで許されるけど……2本目は厳しい目でみられる。でもアートの誘惑に負けた」と心境を吐露。和多利氏は「策略なく自由にアートをやっているのがすごくよい」と“芸術家・園子温”を称えていた。

展示される絵コンテについて園監督は「未来に作る映画のすべてが詰まっている。『ひそひそ星』には6割だけ使った。映画にできる要素がまだたくさんある」と、25年前に描いたコンテが自身の映画製作の源泉であることを明かした。

卯城は、映像、詩などジャンルにとらわれず縦横無尽に表現活動を続ける園の姿に、感銘を受けたと話し、映画「ひそひそ星」については「信じられないくらいの感動とインスピレーションを受けた。これは、映画というジャンル関係なく、人間が作り出す芸術の極地として、いろんな角度から見たいと思った」、エリイは「見たことのない歴史的な1本になると確信した」と感想を述べた。

「園子温展『ひそひそ星』」は、7月10日までワタリウム美術館で開催。映画「ひそひそ星」とドキュメンタリー「園子温という生きもの」は5月14日公開。

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