美しい5人姉妹が世界のシネフィルを魅了「裸足の季節」予告編
2016年3月19日 08:00

[映画.com ニュース] アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたフランス映画「裸足の季節(原題:MUSTANG)」の公開が6月に決定、予告編がお披露目された。
トルコ出身のデニズ・ガムゼ・エルギュベン監督のデビュー作。両親を亡くし、北トルコの封建的な祖母の家で暮らす5人姉妹の末娘が、自由を求めて行動する姿を描く。2015年のカンヌ映画祭監督週間で上映され、処女作とは思えないほどの卓越した構成力と美しい映像、5人の少女たちの存在感が絶賛され、世界中の映画祭で話題を集めた。
予告編は、美しい5人姉妹と男友達が制服のまま海で水遊びをするシーンからスタート。自由な学生生活を謳歌していた姉妹だったが、「傷物だと結婚できない」と家の中に閉じ込められる。姉たちが愛のない結婚を強いられる中、末っ子のラーレが自由を求めて行動を起す姿が切り取られている。
両親を事故で亡くし、祖母の家で叔父たちとともに暮らしている5人姉妹。家族の古い慣習と封建的な思想から電話を隠され、扉には鍵がかけられ、姉妹はある日突然、家に閉じ込められてしまう。自由を奪われた「カゴの鳥」となった姉妹は、ひとりひとり見知らぬ男のもとへと嫁がされる。13歳の末っ子ラーレは自由を取り戻すべく、ある計画を立てる。
「裸足の季節」は6月、シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開。
(C)2015 CG CINEMA – VISTAMAR Filmproduktion – UHLANDFILM- Bam Film – KINOLOGY
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