藤原紀香、「更年奇的な彼女」のクァク監督の熱烈ファン宣言に「感激ですぅ」
2016年3月16日 20:50
[映画.com ニュース] 韓国のクァク・ジェヨン監督が手掛けた中国映画「更年奇的な彼女」のプレミア試写会が3月16日、都内のホールで行われた。クァク監督は、日本語吹き替え版の声優を務めた女優の藤原紀香とともに舞台挨拶。かねて紀香の大ファンだったことを公言し、感激の対面に相好を崩しっぱなしだった。
クァク監督は、フラれたカレシとの結婚にこだわるヒロインのチー・ジア(ジョウ・シュン)の声を担当した藤原に対し、「紀香さんが吹き替えてくれたことで、新しい映画として誕生した。ジョウ・シュンはハスキーで男性っぽい声がちょっと残念だったけれど、紀香さんがそこを埋めてくれた」と大絶賛。社交辞令ともとれたが、「昔から日本のドラマは見ていたけれど、数話ごとだった。最初から最後まで見たのは2本しかなく、その1本が『スタアの恋』。そのスタアが紀香さんだった」と本気モードだ。
藤原も「感激ですぅ」と満面の笑み。「脚本にパワーがあって、普遍的なラブストーリー。ジョウ・シュンさんの感情表現が豊かで、そのパッションをすごく観察しました。アフレコブースでは泣き、笑い、悲しくて立っていられなくなったり、号泣で鼻声になったこともありました。体当たりで声を入れました」と強調した。
この日の藤原は、“へそチラ”なブラウスにショートパンツというセクシーないで立ち。同作のキャッチコピーは「年中無休で、愛してね」で、「愛」の字だけが大きかったため、交際中の歌舞伎俳優・片岡愛之助との結婚に関する質問も出たが、「いや、分からない。なんかすごく暑い。監督、どうしましょう」とクァク監督に助けを求め、かわしていた。
「更年奇的な彼女」は、クァク監督の「猟奇的な彼女」「僕の彼女はサイボーグ」に続く“彼女”3部作の完結編。大学の卒業式で恋人に公開プロポーズしてフラれたチー・ジアは、そのトラウマから若くして更年期障害になりながらも、“元カレ”との結婚に執着し奔走する。4月8日から全国で公開される。