まるで別人!?トム・ハーディが1人2役演じた「レジェンド」ティザービジュアル完成
2016年3月16日 20:00

[映画.com ニュース] トム・ハーディが双子のギャングを演じた主演作「レジェンド 狂気の美学」のティザービジュアルが完成した。兄レジナルド版と弟ロナルド版の2種類が作成され、ハーディが同じ構図でまったくの別人になりきった姿を切り取っている。
同作は、1960年代の英ロンドンで暗躍した実在の双子のギャング、クレイ兄弟の栄光と破滅を描いたクライムサスペンス。ハーディは、スマートでビジネスの才能に長け歪んだ凶暴性を秘めた兄レジナルド・クレイと、精神的に不安定で衝動的な暴力癖のある弟ロナルド・クレイを1人2役で演じた。
暴力で裏社会を支配し、数々のナイトクラブのカリスマ経営者としても手腕を発揮。有力者と関係を深め、政治的にも社会的にも大きな力を有した2人には、警察の手も及ばなかった。そんなクレイ兄弟の生き方やスタイルは伝説的に語り継がれ、過去に「ザ・クレイズ 冷血の絆」(91)としてその生涯が映画化されている。
今回“そっくりで別人”という難役に挑んだハーディは、兄レジナルド版のティザービジュアルで、当時本人が好んで着用していたというイタリア風のデザインを施したスーツを着用。眉間にしわを寄せ、高圧的な雰囲気を漂わせている。一方の弟ロナルド版では、本人のアル・カポネの写真資料を基に、ダブルのスーツを身にまとった。湧き上がる怒りを抑えるように顔をゆがめ、ロナルドの暴力的な一面を表すようにこぶしを握りしめている。
「レジェンド 狂気の美学」は、6月18日から東京・YEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテほか、全国で順次公開。
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