無責任ヒーロー「デッドプール」、型破りなアクション満載の特報公開!
2016年3月11日 12:00
[映画.com ニュース] 全米で大ヒット記録中のアクションエンタテインメント「デッドプール」で、無責任ヒーローが繰り出すアクロバティックなアクションが満載の特報映像が公開された。
主人公デッドプールは、世界のためでも人類のためでもなく、自分のためだけに戦う自己中心的で毒舌家のアンチヒーロー。マーベルコミック原作「X-MEN」シリーズのスピンオフにあたる本作では、元特殊部隊隊員の傭兵(ようへい)ウェイド・ウィルソンが、いかにして不死の肉体を手に入れ、超絶的な戦闘能力を持つデッドプールになったのかを描く。
特報映像は、「準備はいいかい?」と画面の向こうから語りかけてくるデッドプールの姿でスタート。2本の日本刀を背負い、2丁拳銃も操るデッドプールだが、クレヨンで描いた幼稚な絵で人探しをしようとしたり、車ごと宙返りしているにもかかわらず、「家の暖房、切ったっけ?」と無関係なことを口走ったりと、従来のヒーロー像を覆していく。ダイナミックなアクションシーンの中でおちゃらけた言動が繰り返され、ハイテンションで型破りな世界観が展開される。
主人公デッドプールを演じたのは、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」でも同役を演じたライアン・レイノルズ。米ピープル誌の「最もセクシーな男」2010年版に選ばれ、妻ブレイク・ライブリーとの間に長女が誕生したことで同誌の「最もセクシーなパパ」2016年版にも選出された人気俳優が、主演だけでなく製作も兼ねた。メガホンをとったティム・ミラーは、50歳にして長編監督デビューを果たした。
2月12日に全米公開され、R指定映画として最高のオープニング記録をたたき出した本作は、3週連続で全米ランキング首位を独走。さらにR指定映画の歴代全米興収ランキングでも、「テッド」や「ハングオーバー!」シリーズを抜いて第3位まで浮上し、120カ国でランキング初登場1位を獲得する(2月29日時点)など、記録的なヒットを飛ばしている。
「デッドプール」は6月3日から東京・TOHOシネマズ日劇ほか全国で公開。
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