神木隆之介×門脇麦主演「太陽」、人類を分かつ“昼”と“夜”を強調したポスター公開!
2016年3月7日 15:00
映画は、ウイルスのまん延によって人口が激減した近未来の日本が舞台。人類は、心身ともに進化しながらも日光を受け付けず夜しか生きられなくなった新人類「ノクス」と、ノクスに管理される旧人類「キュリオ」という2つの階層に分かれていた。ノクスからの経済制裁を受け、寒村で貧しい生活を送るキュリオの鉄彦(神木)と結(門脇)の人生が、経済制裁が解かれたことを発端に大きく変わっていくさまを描く。
ポスターでは、神木と門脇の表情がカラーとモノクロに分けられており、ノクスとキュリオに二分された人類を象徴している。さらに、モノクロ部分にもそれぞれ違いが見られ、門脇の左側は夜を思わせるように黒が色濃く描かれ、神木の右側は日光が強調されている。外界に憧れる鉄彦と村に留まろうとする結は正反対の性格だが、デザイン面でも2人のキャラクターが対比されていることがうかがえる。
ポスター3段目には、寒村に派遣されたノクスの青年・森繁(古川雄輝)と何らかのゲートが描かれており、「人は選ぶのか、選ばれるのか」というキャッチコピーとともに、ミステリアスな展開を予期させるものとなっている。
神木と門脇は、脚本の印象についてそれぞれ「読めば読むほど深く考察できる作品だなと思いました」(神木)、「非日常の舞台だからこそ、より濃く浮き上がってくるリアルな人間模様や究極の所に追いつめられた人間のさまが凝縮されている」(門脇)と語っている。
「太陽」は、「ジョーカー・ゲーム」の入江悠監督がメガホンをとり、第63回読売文学賞戯曲・シナリオ賞を受賞した「劇団イキウメ」の座長・前川知大と共同で脚本を手がけた。水田航生、村上淳、中村優子、高橋和也、森口瑤子、綾田俊樹、鶴見辰吾、古舘寛治らが脇を固める。4月23日から全国公開。
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