ハヤタ隊員こと黒部進、ウルトラマン放送開始50周年に「感無量」のシュワッチ
2016年3月3日 18:30
[映画.com ニュース] 人気ヒーロー・ウルトラマンの放送開始50周年を飾る映画最新作「劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン」の完成披露試写会が3月3日、東京・新宿ピカデリーで行われた。
Xに変身する主人公・大空大地役の高橋健介をはじめ坂ノ上茜、松本享恭、月船さらら、神尾佑ら「Xio」の隊員が勢ぞろい。映画初主演になる高橋は、「50周年という素晴らしい年に素晴らしい作品ができた。テレビから続けてきたことの集大成。期待してください」と言葉に力を込めた。
変身ポーズを披露すると、映画で新たに登場する「ウルトラマンXベータスパークアーマー」も見参。隊長役の神尾が、「Xがこれ以上ないくらいデコっています。大興奮のすごい戦いが繰り広げられます」と高めのテンションでアピールした。
50周年を記念し、ファッションブランド「GU」とコラボしたオリジナルデザインTシャツが今月7日から発売されることも決定。初代ウルトラマン、ハヤタ隊員役の黒部進が「科学特捜隊」のメンバーが描かれたTシャツを着て登場。「まさか50年も続くとは思っていなかった。感無量です」と、こちらも撮影当時使用していたベータカプセルで変身ポーズ。映画にゲスト出演しているマイケル富岡は、「(ベータカプセルを)譲ってください」と物欲しそうな表情を見せた。
映画には黒部の娘で女優の吉本多香美もゲスト出演しているが、「それは別の話だから、僕に聞かないでよ」と照れ臭そう。それでも、「娘は石垣島に住んでいるので、今朝、電話がかかってきて、結果を教えてと言われた。私も楽しみとドキドキと不安が入り交ざっているが、感想を娘に言ってやりたい」と話していた。
「劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン」は、封印を解かれた世界を地獄へと変える力を持つ閻魔獣と、ウルトラマンXとの激闘を描く。窮地に陥ったXの前にウルトラマン、ウルトラマンティガが現れ、奇跡のファイナルバトルへと突入していく。3月12日から全国で公開される。