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岡田准一、阿部寛、尾野真千子が新社会人にエール「20代は自分を探す時間」

2016年3月1日 17:00

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新社会人にエールを送った阿部寛
新社会人にエールを送った阿部寛

[映画.com ニュース] 映画「エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)」のフレッシャーズ限定試写会が3月1日、都内のホールで行われ、主演の岡田准一をはじめ阿部寛尾野真千子が150人の新社会人にエールを送った。

約20年前に「V6」でデビューした頃を振り返った岡田は、「何もできないし、知らないのでずっと怒られ続けていた。デビューから3年くらいは覚えていない」と苦笑い。それでも、2001年のドラマ「反乱のボヤージュ」で共演した渡哲也を例に、「現場で信頼を集め、まっすぐに立っている。10代から20代初めでの、そういうたくさんの大御所の方との仕事が今の自分につながっている」と経験談を披歴した。

その上で、「仕事を分かった風になった時に何かを否定するのは当たり前のこと。自分にも“分かっているふり時期”というほろ苦い思い出がある。そこで上司でもクライアントでも、何かの意図に気づくことができれば、いい関係ができあがっていくと思う」と説明。続けて、「20代はしんどい時が多い。悔しい思いもすると思うけれど、皆が経験すること。そこで自分の仕事が何かの役に立っているんだと意識するかしないかで全然違ってくる。30代になれば自分を知るようになるので、それを探す時間だと思ってください。応援しています」とアドバイスした。

モデルから転身した阿部は、デビュー作「はいからさんが通る」(1987)の撮影を引き合いに出し、「セリフをすべて覚えていったのに、カメラの前に立ったら真っ白になって30秒立ち尽くした。悔しい思いをするけれど、ぜひ緊張してほしい」とエール。楽しく働く秘けつは?という新社会人の質問を岡田から丸投げされると、「最初の頃はやらされている感じがした。苦労が分かり始めるまで5~6年かかった。それで今があるので、まずは仕事を好きになることから始めれば」と説いた。

さらに、初心を忘れないためにはという問いには、カンヌ映画祭のカメラドール(新人監督賞)を受賞した97年「萌の朱雀」で主演デビューし、雌伏の時もあったという尾野真千子は、「売れない頃、頑張れという言葉が嫌いでした。どうしてこれ以上頑張らないといけないのかと思いましたが、結局は前に進めなくて無理やり好きになるようにしたら自然と前に進んでいました。頑張れば、一歩進めます。頑張って」と笑顔で説諭。これには岡田と阿部も納得の表情で何度もうなずき、阿部は「感動しちゃいました」と感心していた。

「エヴェレスト 神々の山嶺」は、夢枕獏氏のベストセラー小説の映画化。世界初のエベレスト登頂が記録されているかもしれない古いカメラを見つけた山岳カメラマンの深町が、孤高のクライマー羽生と出会い、前人未踏の過酷な登はんを見届ける決意をする。3月12日から全国で公開される。

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